マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2019年03月07日超私的な考察 スコアメイクが上手い人と下手な人の決定的な違いとは!?

YouTubeのアナライズチャンネル 人気の教えてマークさん

2作目も公開開始

ゴルフクラブの形状について 説明しています

 


今週は立て続けにゴルフ場でプレーしています。月曜日はANAの取材で大阪のゴルフ場、京阪ゴルフ倶楽部あいがわゴルフコースで9ホールづつプレー。火曜日は高知に移動して、スカイベイゴルフクラブでプレー、そして今日木曜日は新作クラブの試打ラウンドで千葉カン川間でプレーしてます。一週間に4つのコースをプレーするのは久しぶりですが、プレーを重ねることにスコアも良くなってきました。

プレーの頻度が少なくても多くてもティショットとセカンドショットはそれなりに打てますが、100ヤード以内の距離感、アプローチの距離感、そしてパッティングはプレーの頻度が多くなるほどミスが減ってくるからです。デリケートなタッチが求められるショットというのは、「プレー頻度」が多いほどミスが減りスコアメイクしやすくなります。

 

さて、このスコアメイク。

 

ANAの撮影ではお一人様でのプレーですが、カメラマンの他にディレクター、そしてプロデューサーが同伴して下さってます。すでにロケは3度行なってますが、プレーする度に言われるのは、、、、

 

「マークさんのプレーを見ていると、ゴルフが簡単に見える」
「素人みたいなゴルフなのにスコアが良い」

 

ANAの撮影では担ぎセルフでの7本プレー。加えて、撮影ロケのスケジュールが超タイトなので、ゴルフ場に着くや練習場にも行かないですぐにスタートします。パット練習もままならないこともしばしばです。にも関わらず、コースに出たら大叩きすることはまずありません。調子が良ければパープレーかアンダー、調子が良くなくてもハーフ40以上叩くことはまずないです。パットは相変わらず下手クソで3パットは多いですが、ショットが崩壊することはまずありません。

 

では、なぜショットが崩壊しないのかというと、、、、

 

 本人が心底(ここが本当に大事なんですが)、ナイスショットを打つ気がないからです。そして、もうひとつは徹底的にリスクを避けたショットを選択しているからです。

 

 

例えば、ティショットならば220ヤード飛べばOK。時にはわざとコスリ球を打つ。
例えば、セカンドショットならばとりあえずグリーンのそばに行けばOK。
例えば、アプローチならばとりあえずグリーンに乗ればOK。

 

 

そして、心がけているのはOB、池、林を避けるだけでなく、バンカーも避けますし、できるだけ傾斜地にもボールを打ち込まない。ミスした時にリカバリーが難しいエリアは絶対に狙わないこと、そしてバンカー越えのアプローチになるような場所にも打たない。

 

 行ってはいけない場所を徹底的に避けることと、ナイスショットを打つことよりも致命的なミス(ザックリ、チョロ)を打たないようにしています。

 

 

ナイスショットを打ったからと言っていいスコアが出る保証はありませんが、致命的なミスショットを打ったら、確実にスコアが悪くなるからです。なので、例えばバンカー越えのアプローチではボギー覚悟でオーバー目に狙いますし、花道からのアプローチならば大抵はパターを使います。カッコいいショット、プロのようなショット、難易度が高いショットを徹底的に排除してプレーしているから、「素人のゴルフ」と例えられるのです。

 

プロのようなショットを打つ、ナイスショットを打つ、難易度が高いショットを成功させる、、、、

 

これらが成功すると気持ちいいですし、カタルシスを得られます。しかしながら、難易度の高いショットというのはミスが出やすいショットでもあり、ミスした時には必ずと言っていいほどスコアをまとめづらくなるのです。

 

 

 ナイスショットを打っていいスコアを出したい。

 

こういう思考で毎ショット打つと、ひとつでも歯車が狂ってしまうと、1ホールで大叩きすることが多々あります。対して、ナイスショットを打たなくていいスコアを出そうとすれば、1ホールの大叩きはまずありません。そして何より、ナイスショットを打たなくていいと考えてプレーすると、自分で自分にプレッシャーをかけなくなるメリットがあるのです。

 

 ゴルフは物理であり、かつゴルフは確率のゲームです。

 

 

成功の確率が高いショットを選択するのもゴルフですし、成功の確率が低いショットを選択するのもゴルフです。一生懸命練習しているのにスコアがまとまらない。ここ一番で大叩きをしてしまいスコアが悪くなる。ナイスショットが打てているのにスコアが良くならない、、、、

 

 

もこれらのスパイラルに陥っている人のプレーを見ていると、ラウンド中、すべてのショットでナイスショットを求めていたり、成功の確率が低いショットをしょっちゅう選択しがち。必要以上にゴルフを難しくしてしまうから、いつも同じ過ちを繰り返し、それが自分が望まないスコアにつながっているのです。

 

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2018年12月09日超私的な提案 冬場にゴルフの上達、スコアメイクに役立つ逆説的な方法とは!?

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久々練習場ミシュランです


 

今週の関東エリアはめまぐるしく寒暖が入れ替わり、金曜日は半袖でプレーできるほどのポカポカ陽気、昨日(土曜日)は真冬のような寒さで、クルマの運転中はシートヒーターのお世話になってました。

 

いよいよ本格的な冬が到来する感じになってきましたが、雪さえ降らなければゴルフは冬場でも楽しめます。実際、アマチュアゴルファーの多くも、冬場(12月下旬から3月上旬)にまるっきりゴルフをしない人よりは、回数は減ってもゴルフする人の方が多いはず。

今月だと「忘年ゴルフ」、1月に入れば「新年ゴルフ」を楽しむ人も多いはずです。

 

さて、この冬場のゴルフ。

 

 

改めて言うまでもありませんが、冬は飛距離が出なくなります。厚着して体が動かなくというのもありますが、実は、気温低下によっても飛距離はダウンします。東洋大学の望月教授から窺ったのですが、夏場と比べて20度気温が下がってくると、物理的にドライバーもアイアンも10ヤード以上は飛ばなくなるそうです。最低気温が0度前後、最高気温が10度ぐらいになってくると、夏場よりもドライバーは20ヤード減、アイアンは10ヤード減を目安にしてプレーしています。具体的に言うと、

 

 

ドライバーは 夏場255ヤード、冬場235ヤード
7番アイアンは 夏場155ヤード、冬場145ヤード
PWは 夏場 115ヤード、冬場105ヤード

 

 

 

さて、冬場にゴルフする場合、マーク金井が一番心がけていること、それは、、、、

 

 

 夏場よりも距離が短い設定にしてプレー!!!!!!

 

 

 

前にも書きましたが、ゴルファーの適正ヤーデージ(適正距離)はドライバーの飛距離で決めた方が良いと超私的に思っています。目安としては、、、、

 

 

 ドライバーの飛距離×25

 

 

夏場はドライバーの飛距離が255ヤードならば、18ホールでの適正ヤーデージは6375ヤード。これぐらいの距離でプレーしてパープレー(72)を目指します。対して、冬場になればドライバーの飛距離が235ヤードになるので、適正ヤーデージは5875ヤードとなります。冬場は6000ヤード弱の距離でプレーするように心がけ、それでパープレーを目指します。

 

夏場と同じ距離で冬場はプレーしない理由、それはゴルフはボールを遠くに飛ばす競技ではなく、距離をコントールするゲームだと思っているからです。ドライバーを遠くに飛ばすのがゴルフの魅力でもありますが、寒い冬場にそれをやろうとするのは得策ではありません。物理的にボールが飛ばないというのと、寒い時に飛距離を出そうとしてマン振りしたら体を痛めることにもつながるからです。

 

 

なので、冬場プレーする時は、ホールによってティを使い分けます。距離が元々短いホールならば白ティや青ティから打ちますが、400ヤードを越えるパー4や、200ヤードを越えてくるパー3では、白ティや赤ティから打ちます。物理的にボールが飛ばない時期ならば、飛ばない分だけ普段よりも前のティを使う。これだけで、ドライバーで余計な力を入れることもなくなりますし、セカンドで使うクラブも夏場と同じクラブが使えます。そしてなにより、距離をコントロールすること、コースマネジメントを考えながらパープレーを目指せるからです。

 

 

誤解を恐れずに言うと、ナイスショットしても2打で届かないパー4をプレー、ナイスショットしてもグリーンに届かないパー3をプレーするというのは、ゴルフの一番面白い部分である「ゲームメイク」に神経を使えません。パーオンできないホールは「ボギーをパーだと思ってプレーすればいい」という考え方もありますが、それよりもパーオンできる距離でプレーし、パーオンできる距離設定でパープレーを目指した方が、自分の腕を磨けるし、ゴルフも楽しくなると思っているからです。

 

そこでゴルフ場の方々に提案です。

 

赤ティ、白ティ、青ティの位置ですが、冬場は夏場よりも20ヤード前後、前に設置してもらえると有り難いです。そしてもっと有り難いのは、ドライバーの距離に応じたティの接地。例えば、ドライバーが200ヤード前後の人向けとしては、18ホールの総ヤーデージは5000ヤード前後、ドライバーが160ヤードの前後の女性向けとしては、18ホールのヤーデージは4000ヤード前後。気温に合わせて、ティマークの位置を変更することが当たり前になれば、プレーヤーは冬場でもゴルフを楽しめますし、また、冬場にゴルフする人も増えてくると超私的に思っています~。

 

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2018年11月27日超私的な提案 冬場のゴルフでアマチュアが陥りやすいミスを防ぐコツとは!?

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国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は、虎さんことチェ・ホソン選手が最終日も5つスコアを伸して優勝。2013年のインドネシアPGA選手権以来となるツアー2勝目を挙げました。ホストプロの石川遼選手は通算3アンダー40位といまひとつ上位に食い込むことはできませんでしたが、ギリギリで男子ツアー最終戦となる日本シリーズの出場権を手に入れました。

日本シリーズが終われば、いよいよ冬到来。冬になるとドライバーもアイアンも飛距離が落ちてきます。寒くなると寒さで厚着するから飛ばないと言われてますが、実は、気温が10度以上下がると、物理的にもボールは飛びません。最高気温が10度以下まで下がってくると、誰が打ってもドライバーの飛距離は10~15ヤードは落ちてきます。アイアンの飛距離にしても10ヤードぐらいは落ちるのです。

片山晋呉プロ「シンゴイズム」の中で、例年、日本シリーズの時期になると。8番アイアンの飛距離が155ヤードから140ヤードぐらいまで落ちと語っています。プロでさえ、冬場になるとアイアン距離が1番手で15ヤード落ちてきます。

 

さて、この冬場のゴルフ。

 

 

気温低下によって物理的に飛距離が落ちてくるのが当たり前なんですが、アマチュアゴルファーはこれが分っているようで分っていない人が多くいます。例えば、夏場に7番アイアンで150ヤード飛ぶ人の場合、夏場よりも最高気温が20度ぐらい低くても、「150ヤードは7番」と決めつけています。その結果、ナイスショットしたにも関わらず、手前のバンカーに入ったり、ショートするのを嫌がって力んで引っかけて左に外す等のミスをしがち。これらのミスをしてしまうと、ミスがミスを引き寄せることになり、簡単にボギーやダボを叩くことになるのです。加えて、必要以上に力んでしまうためにスイングそのものも悪くなります。

 

コースに出ればミスが出るのは当たり前ですが、「ボールが普段よりも飛ばないことによるミスショット」というのは心がけ次第で避けられます。防寒下着やセーター、フリースなどを着てプレーする時は、その時点でボールは10~15ヤードは飛ばない。まずはこれを自覚してクラブを選択すること。

 

 

例えば、夏場ならばドライバーで230ヤード飛ぶならば、冬場は210ヤードでナイスショットと考える。アイアンに関しては夏場よりも1番手飛ばないことを考慮し、クラブを選択する。距離設定を変えるだけで打たなくていいミスショットを確実に減らせますし、スイングに余計な力みが発生することも防げます。

 

 

そして、ここからは超私的なアドバイスですが、冬場でも夏場と同じ飛距離を求めてやまないならば、思い切ってボールを変えてみるのも大いにアリです。競技ではルール違反になってしまいますが、プライベートでプレーするのであれば、ルール適合外の高反発ボールを使ってみるのもアリです。例えば、リンクスから発売している「飛砲」は、ドライバーもアイアンもルール適合ボールより10ヤードは飛びます。寒さ(気温低下)で飛距離が落ちた分をボールでリカバリーすれば、冬場でも夏場と同じだけ飛距離を得ることが可能になるのです。

 

 

 ボールが飛んだからと言ってスコアが良くなる保証はありません。

 

 

冬場はボールが飛ばないのを計算に入れてプレーすればいいだけのことですが、普段よりもボールが飛ばないことでミスショットが増えたり、普段よりもボールが飛ばないことでストレスを感じるのであれば、冬場に高反発ボールを使うという選択肢があってもいいと思います。特に、池越えや谷越えで多いコースで、寒さで飛距離が出ないためにOBが出てしまうようならば、ルールに縛られないで飛距離が出るボールを使うのもアリだと超私的に思っています。

 

そして、ここからは超私的な提案ですが、ゴルフ場の方も冬場になったらティマークの位置を普段よりも少し前にしてもらえると嬉しいです。寒さで飛距離が落ちた分だけティマークの位置が前にあれば、冬場でも夏場と同じ感じでプレーできるからです。

 

 夏場と違って冬場は飛距離以外にも条件が厳しくなります。

 

プロでも夏場に比べると冬場はスコアが2打ぐらいは悪くなります。それを考えると、アマチュアは冬場にプレーに有利なボールを使ったり、距離設定を少し短くするのは極めて合理的ではないかと超私的に思っています。ちなみにマーク金井は寒さが厳しい1月~3月上旬の間はオフシーズンでプレーしません。毎週、スノボを滑っています。

 

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2018年11月25日超私的な提案 スコアアップのために本当に必要なドライバーショットのスキル(技術)とは!?

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今週もあっという間に一週間が過ぎました。月曜日は島田ゴルフ製作所さんでミーティングからの武蔵丘GCにてクロノスパターの取材と撮影。火曜日は明治ゴルフせンター月刊ゴルフダイジェストの取材と撮影。水曜日は神田のスタジオにてヤマハさんミーティング、金曜日は赤羽GCで担ぎセルフプレーからの仙台出張。土曜日と日曜日は神田のスタジオでセミナーを開催しています。

金曜日のラウンドは新幹線に乗る都合もあって16ホールでプレーを終了しましたが、改めて感じたのがクラブセッティングの重要性。今月21日に発売の月刊ゴルフクラシックではツアープロのセッティングが紹介されていますが、マーク金井の場合、基本セッティングは7本です。赤羽でプレーする時はロッカーにクラブを入れているのでエースセッティングではありませんが、こんな感じです。

 

・ドライバー テーラーメイドM3 460 フジクラスピーダ-569TR
・UT アダムス 17度 アナライズUT70
・アイアン ピン G30 7番、9番、PW、SW
・パター(昨日はテーラーメイド スパイダーツアーレッドCS

 

 

それぞれの飛距離は、、

 

・ドライバー 220~260ヤード
・UT 210~170ヤード
・7番アイアン 100~160ヤード
・9番アイアン 100~130ヤード
・PW 80~115ヤード
・SW 80ヤード以下

 

 

それぞれのクラブで距離を打ち分ける範囲は変りますが、もっとも距離を打ち分けるのがSWです。加えて、フルショットをしない回数が一番多いのもSWです。そして、以外と思うかも知れませんが、SWと同じぐらいフルショットをしない回数が多いのがドライバーです。金曜日の赤羽のプレーでもフルショットをしたのは1度だけ。16ホールのプレーでドライバーを11回使いましたが、その内の10回はすべてフルショットではなく、飛距離が230~240ヤードぐらいの感じになるように打ちました。

 

赤羽はホールの左右にクリークが流れていますし、左右に曲げるとワンペナが待ち構えています。加えて、目の前にネットが立ちはだかるホールでは、フックやスライスを打たないとフェアウェイキープしづらいホールもあります。この状況に対応するために、フルショットではなくコントロールショットを多用しているのです。

 

 

 

ドライバーの飛距離を20~30ヤード落とすと、セカンドで持つクラブが長くデメリットがあります。しかしながら、20~30ヤード落とすことで、ワンペナや池ポチャを確実に回避できます。スコアメイクの観点から考えれば、説明するまでもなくドライバーでコントロールショットを打った方がスコアの浪費を減らせます。超私的なことを言わせてもらるならば、100を切れないゴルファー、90を切れないゴルファー、70台のスコアが出ないゴルファーも、ドライバーでコントロールショットを打つことを覚えたら、確実にスコアアップできます。

 

 

もちろん、ドライバーでコントロールショットを打つためには、それなりの準備(練習)が必要です。アプローチショットでは距離感を養うのと同じで、ドライバーでも距離感(距離調節)を養うには、ボールを飛ばさない練習が必要です。飛ばさないようにするには、、、

 

 

 スイングは同じでヘッドスピードを落とす
 テークバックを小さめにする
 わざと球を曲げる(スライス回転をかける)
 スピンを増やして距離を落とす(フェースの下側でわざと打つ)

 

 

要するに、ドライバーを手にした時もアプローチショットを打つかのような感覚で練習すればいいのです。ドライバーはフルスイングして、とにかく1ヤードでも遠くに飛ばすだけのクラブではありません。飛ばすのと同じぐらい飛ばさない(距離調節)ために使ってもいいクラブです。そして球を曲げることで距離を調節することを練習すれば、球を曲げないことも分ってきますし、飛ばさないことで、飛ばすために何が必要なのかも分ってくるのです。「逆もまた真なり」ではありませんが、ゴルフにおいても反対のことをやってみることで、今まで見えなかったモノが見えてくることもあるのです。

ドライバーショット(ティショット)はテニスやバレーボールにおけるサーブと同じです。

 

ドライバーショット(ティショット)に求められるのは完璧なショットを打つことではありません。とりあえずセーフティな場所にボールを運ぶこと。会心のナイスショットを打つこと以上に、チョロやワンペナ、OB、池ポチャ、林に打ち込まないことの方が大事なんです。ティショットで一番大事なことは死なないこと。そして死なないために何をすればいいかをちゃんと理解し、死なないティショットを打てるようになること。これがスコアメイクの基本であり、鉄則です~。

 

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2018年11月15日超私的な考察 スコアアップに本当に必要なことは狙った場所にボールを「止める」ことにある。

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毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。加えて、GDOの試打インプレッションの更新日。今週はヤマハの新作ドライバー、インプレスUD+2ドライバーです。UD+2はアイアンで人気を博したクラブですが、ドライバーもオリジナリティがあり、フェースプログレッションを小さくすることと、重心アングルを大きくすることで大型ヘッドでも捕まりの良さを実現してます。

 

 

アドレスするとグースネックな感じがしますが、これがスライサーへのお助け要素になっており、ドローが打ちやすくなっています。フッカーには捕まり過ぎる怖さがあるものの、右へのミスをクラブで軽減できるように仕上がっています。

 

 

さて、週刊ゴルフダイジェストで真っ先に読んでいるのが連載で、ひとつは注目クラブを丸はだかにする「ギアログ」。ここではクラブの計測データが出ているので、物理的にどんな性能かを知ることができます。もうひとつは、かわざき健さんが原作を書いているゴルフ漫画、「オーイ! とんぼ」。プロゴルファーを目指していたかわさきさんならでのストーリーは、ゴルフの奥深さ、そしてゴルフで本当に必要なスキル(技術)についてこれでもかってぐらい具体的に表現されています。

 

現在、日本女子アマチュア選手権が舞台になっていますが、今週の名言は、、、

 

 ゴルフは、どこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
 どこに球を止めるかというゲームだ。

週刊ゴルフダイジェスト11月27日 オーイ、とんぼ!より引用)

 

 

前回のブログも書きましたが、パターにおいてはカップの向こう側1mにボールを止める距離感で打つ。これがパット数を減らすこと、1パットを増やす確率を上げることにつながります。

 

 

では、パット以外ではボールをどこに止めればいいのか?

 

 

ゴルフの腕前によっても変りますが、パープレー(ハーフ36)を目指すのに必要なことを上げると、、、

 

 

 ・ティショットにおいては最低飛距離をクリアしつつフェアウェイにボールを止める
 ・グリーンを狙うショットにおいてはグリーン中央にボールを止める
 ・グリーンを狙えない場合は、フェアウェイで次打が打ちやすい場所にボールを止める

 

 

これを心底を思ってプレーできるかどうかで、スコアは大きく変ってきます。しかしながらアマチュアゴルファー、特に100を切れない、90を切れないゴルファーのプレーを見ていると、ボールを止めることよりもボールを飛ばすことを意識している人の方が圧倒的に多いです。

 

 

・例えば、ティショットが飛び過ぎてラフまで到達する
・例えば、グリーンを狙うショットでボール飛び過ぎてグリーンを外す
・例えば、アプローチでトップしてグリーンオーバー
・例えば、林からフェアウェイにレイアップする時にラフまで飛ばしてしまう

 

 

スコアメイクが上手くいかない人に共通しているのは、ボールをどこに止めるかよりも、

 

 

 ・ナイスショットを打ちたい(気持ち良いショットを打ちたい)
 ・芯を喰った当たりを打ちたい
 ・狙った距離よりもボールが飛びすぎてもミスショットだと思わない

 

ボールを飛ばすことに喜びを感じている人が圧倒的に多いような気がします。ボールを止めることが大事なのはなんとなく分っていても、いざショットを打とうする時は、ボールを飛ばす(それも気持ちよく打って)ことが優先順位の一番になっているような気がします。

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

ゴルフはどこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
どこに球を止めるかというゲームだ。

 

 

これを遵守してプレーするにはナイスショットに対する概念をガラリと変えることが求められます。加えて、クラブの選び方もガラッと変ってくるでしょう。マーク金井はミスに強くてやさしいウエッジ、mmウエッジを作る上で一番こだわったのは、多少ダフっても、多少ミスショットしても同じ場所にボールが止まる。ミスがミスにならないということの本当の意味は、上手く打てた時でも、あまり上手く打てなかった時でも同じ場所にボールを止めやすいということなんです~。

 

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