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カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う
2019年10月03日超私的な提案 ゴルフボールの値段が1個1万円になれば、誰しもスコアが良くなる!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、つかまり に、ついて語っています。動画の続きは こちらで
https://filmuy.com/analyze/video/363576244
昨日は国内女子ツアー、「サマンサタバサガールズコレクション」の会場となっているイーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)でプレーしてきました。イーグルポイントでのプレーは3年ぶりぐらいです。お世話になっている方とのラウンドということもあり、コースにはスタート2時間前に到着。こんなに早くクラブハウスに着くと普段なら駐車場で一眠りするところですが、イーグルポイントではそんなもったいないことはしません。
イーグルポイントは練習場環境が非常に充実しており、特にアプローチとバンカーショットのエリアは広々としており、天然芝からボールが打てます。加えて、グリーンは本コースと同じ芝の長さ、コンパクション(硬さ)があるので、スピンのかかり具合をかなりシビアにチェックできます。高麗芝だとスピン系ボールで打ってもディスタンス系ボールで打ってもそれほど大きな差は出ませんが、ここではボールの違い、ヘッドの入れ方の違いでこれでもかってぐらい落下後のランの量が変わるのです。
プレーはアウトからで、もちろん白ティをチョイス。グリーンはエアレーションの穴があり、砂も撒かれていましたが、転がりはこれでもかってぐらいスムーズ。スティンプメーターでしっかり10フィート出てました。おかげで、このグリーンの速さに最初から最後まで戸惑い、、、、ロングパットはもとより2~3mの距離でもジャストタッチ、もしくは弱気の距離感。おかげでワンピン以内の距離のパットを9回打って、入ったのは2回だけ。それも入った1回は20センチの距離です。パットをビビりまくったおかげで、スタットはこんな感じです。
アウト
△□ー△ーー○ーー 39
232322122 19
イン
ーーー○□△ー△ー 39
222132222 18
ストローク数は41なので普段通りでしたが、パット数は37。アウトとインでそれぞれ素ダボを叩いてますが、どちらも1mちょっとのボギーを外してのダボでした。バーディーは2.5mと20センチなので、数値的にもパットが良かったとは言えないラウンドです。
イーグルポイントはOBが少ないコースですが、左右は林、そして池やクリークも要所要所に配されています。フェアウェイが広いと油断しているとボールを無くしてしまうホールも少なからずあります。なので、プレー中にもっとも意識したことは、ナイスショットを打つことよりも、
ボール1個だけでプレー!!!!!
ボールを1個でも無くしたら途中でプレーを止めてしまう覚悟でラウンドしました。特に終盤の15番と16番、18番は池(クリーク)が巧みに絡んでいるので、これでもかってぐらいセーフティ(安全)に打ちました。18番のティショットが右のラフに着弾した時、「ボール1個でのプレー」できたことを確信し、なんとか2オン、2パットでホールアウトできました。プレーの途中では高速グリーンにビビり、グリーン周りのアプローチで目を覆いたくなるようなザックリも2度しでかしましたが、ザックリではボールが無くなりません。ボールが無くならないミスはまあ想定内です(笑)。
ボール1個だけのプレーは、コースで練習している時以外、いつも強く心がけています。
ボールがもったいないからではありません。練習と違って実際のラウンドでは、
自分が打ったショットを打ち直せない
ミスショットは無かったことにはできない
ボールを無くせば、即、大叩きにつながる
からです。今どきは新品のゴルフボールは、プロが使うボールなら1個数百円。格安ボールならば1個200円ぐらい。プレー料金に比べると、ボールの値段は非常にリーズナブルですが、ボールの値段がいくら安くても「1打の重み」を軽くすることはできません。1個200円でも、例えば、極端な話で1個1万円であってもスコアメイクにおける「1打の重み」はまったく同じです。
超私的なことを言わせていただけると、スコアメイクに苦労している人ほど、長年ベストスコアを更新できないでいる人ほど、ボール1個だけでプレーするという覚悟がないような気がします。ボールを無くしたら、ポケットやキャディバッグから「次のボールを出せばいいや」と考えているように感じることが少なからずあります。そんなゴルファーももしもボール1個の値段が1万円ならば、どうでしょう? ボールを1個だけでプレーするということにこだわり、プレーの仕方がセーフティになるはず。プレーの仕方がセーフティになってくれば、それだけで1ホールでの大叩きが減りますし、ティショットでドライバーを振り回し過ぎることも無くなると思います。
プレー代よりもゴルフボール代の方が高い。
もしもゴルフ場のオーナーになれるならば、こんな料金設定をしてみたいと超私的に思っています~。
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マーク金井チャンネル、新しいセミナー動画配信開始
遠心力セミナー 是非ご覧下さい
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2019年10月01日超私的な考察 ゴルフを毎月楽しむのにお金はいったいいぐらい必要なのか!?
今日から10月です。今年も残すところ3ヶ月となりましたが、昨日と今日とではあらゆる所の値段が変わります。ご存じのように消費税が8%から10%になったからです。電車賃しかり、切手しかり、高速料金しかり、生活必需品しかり、クルマしかり、飲食代しかり。もちろんゴルフ場のプレー料金も消費税が2%上がった分だけ値上がりします。
マーク金井が普段お世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部の早朝薄暮料金も今日、10月1日から100円値上がりします。
平日の早朝薄暮9ホールのプレー料金は、
メンバー3200円(増税前3100円)
ビジター4200円(増税前4100円)
土曜、日曜、祝日の早朝薄暮9ホールのプレー料金(10~11月)
メンバー3200円(増税前3100円)
ビジター5200円(増税前4100円)
マーク金井は赤羽のメンバーで早朝薄暮に月5回ほどいきます。1ヶ月の早朝薄暮ゴルフ代は1万6000円ほど。他のコースでプレーするのは2ヶ月に1度ほどですが平日のみなので、他コースでのプレーを含めても1ヶ月のゴルフ代は2万円前後です。これは土日に月1回プレーする料金と同じか、少し高いぐらいではないでしょうか。ちなみに赤羽には神田から電車で行くので1回あたりの交通費は片道220円、往復で440円ほどで。ゴルフはお金がかかると趣味だと思われがちですが、早朝薄暮で9ホールのプレーだと安くはありませんが、プレーの仕方をちょっと工夫すればリーズナブルな金額で楽しむことができるのです。
さて、このゴルフのプレー代。
ゴルフをまったくやらない人にとって、ゴルフはとてつもなくお金がかかる趣味だと思われています。確かに高級接待コースに行けば18ホールで3万円以上かかるコースもあります。そういう所で月に何度もプレーすれば、月のゴルフ代が5万円以上かかってしまい、手軽に楽しむことが難しくなってきます。そして、ゴルフは接待としての場所の色合いも強くなります、、、
対して、前述したように早朝薄暮でサクッと9ホールプレーするという風にすれば、そこそこリーズナブルな料金でゴルフができます。道具にお金がかかることは否定できませんが、ことプレー料金に関していえばこの40年間でほとんど変わらないか、少し安くなっているぐらいです。もちろん、早朝薄暮プレーならばは接待とは無縁です。
月に2万の予算があれば、やり方次第では月3~4回プレーすることが十分可能です。
9ホールプレーだと「ゴルフした感じがしない」という人も少なからずいますが、9ホールのプレー時間はおおよそ2時間。ボウリング、テニス、卓球、野球で2時間プレーしたらかなりハードなことを考えると、ゴルフの2時間は決して短い時間ではないと超私的に思っています。
ゴルフはコスパが良 いか悪いかと聞かれたら、決して良いとは思いません。コスパを考えればランニングとかハイキングとかには絶対に叶いません。道具にもお金がかかることを考えると、趣味というよりは道楽に近いかもです。
しかしながら、ゴルフやるといろんな発見があり、爽快感、苦悩、挫折、ドキドキ感を味わえます。例えるならば、生身の人間がいろんなことをやるわけですから、芝居を見るのと似ているようにも思えます。
ゴルフ場で打つ1打は練習場で打つ1打とはまったく違い、ゴルファーはボールを支配しているようで、実際はボールにもてあそばれながらプレーしています。ゴルフボールはラグビーボールのように楕円ではありませんが、ボールの行方に一喜一憂でき、天国と地獄を味わえる競技です。
ワールドカップ開催によってラグビーが人気が急上昇しています。ラグビーは観ることで大興奮できますが、ゴルフは観ることもさることながら実際にプレーすることで大興奮できる競技。上手くなるのにはそれ相当の時間と労力が求められますが、60歳を過ぎても上手くなれる競技なんです~。
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10月のセミナー募集開始しています。
- 10/14(月祝) 11時00分〜フットワークセミナー
- 10/14(月祝) 13時30分〜振り遅れセミナー
- 10/26(土) 11時00分〜遠心力セミナー
- 10/26(土) 13時30分〜切り返しセミナー
2019年09月10日超私的な考察 初めてプレーするコースでそつがないスコアを出すコツとは!?
台風が首都圏を直撃しました。首都圏、関東エリアは激しい雨と風に見舞われ、電車は始発から運休。風雨による被害も多数出ています。改めて、台風の恐ろしさを思い知らされましたし、被害にあわれた方々には心からお見舞い申しあげます。
台風は日曜日の深夜から首都圏を直撃しましたが、台風が首都圏に接近する前に千葉の市原GC市原Cでサクッと早朝9ホールをプレーしてきました。市原でプレーするのは2度目かと思いますが、西コースでプレーするのは初めて。初めてプレーするコースなので、もちろんアマチュアらしく白ティをチョイスして回ってきました。スタッツはこんな感じです。
ーーー△○ーーーー 36(パー36)
222212222 17
1H △○○ 2パット
2H △ 2パット
3H ○△2パット
4H ○△△2パット
5H ○○1パット
6H △○2パット
7H ○△2パット
8H ○2パット
9H ○○×2パット
アンフォースドエラーが1度、ティショットをラフに打ち込んだのが1度(6番)。ヒーローショットもゼロでプレーできました。ロングパットで一番長かったのは最終9番の9ヤード。スコアに直結するミスと3パットが無かったことが好スコアにつながりました。最終9番のアプローチは、ピンが奥だったのでオーバーを恐れてインパクトが緩んでしまい、ピンまで35ヤードを10ヤードほどショートしてます。
スタッツを見るとショットが安定していますが、これには理由があります。初めてプレーするコースで心がけているのは、ティショットで凡ミスをしないことと飛ばそうとしないことです。例えば、西コースの1番は打ち上げのパー5でしたが、距離は460ヤード。ティショットは180ヤードも飛べば楽に3オンできます。なので、ティショットはバントして190ヤード。ティショットをちゃんと振ったのはフェアウェイが広々としている9番だけです。
初めてプレーする場合心がけていることはそつのないプレーです。具体的に言うと、
ティショットはIP狙いで、かつIPを超えないように打つ
セカンドショットはピン位置に関係なくグリーンセンター狙い
グリーンオーバーしそうなショットは打たない
ドッグレッグやブラインドホールでは遠回り
6m以上のパットはジャストタッチを心がける(強く打ち過ぎない)
これでもかってぐらい消極的なプレーで、こんな風にプレーしたら面白くありませんし、バーディーを取る確率もグッと下がってしまいます。しかしながらバーディーを諦めることで、ダボやボギーを叩く確率もグッと下げることができるのです。ゴルファーの腕前によっても異なりますが、とにかくコースに遠慮しながら、ハザードやトラブルに巻込まれないことを徹底的に意識しながらプレーすれば、まず大叩きはしません。
癒やし系コースの場合(そうでない場合も)、ショットがそこそこ安定していれば、石橋を叩いて渡るようなルートでプレーしても、ハーフ30台のスコアを出すことは十分可能なんです。
ゴルフは確率のゲームです。
そしてナイスショットを打つことと、ミスショットを打たないことというのは似ているようでまったく違います。そつのないプレーをするために求められるのは、「ナイスショットでもなく、ミスショットでもない」という中途半端なショットをどれだけたくさん打てるかに掛かっているのです。テニスに例えるならば、ダブルフォルトをしないでプレーする感じ。パットはジャストタッチだとワンパットの確率が確実に下がりますが、3パットになる確率も確実に下げられます。
1打1打のショットを楽しむのもゴルフですし、スコアメイクを楽しむのもゴルフです。
ただしアマチュアの場合はナイスショットを打とうするほどに、ナイスショットとミスショットの落差が大きくなり、それはそつがないプレーとはほど遠いモノになってしまいます。
ナイスショットの気持ち良さを求めるのか、スコアの良さを求めるのか。
どちらを求めても構いませんが、両方求めるというのは「あぶはち取らず」。スーパージャンボの宝くじ1等を当てるぐらい確率が低く、これを続けていると「ナイスショットが増えてもスコアが良くならない」という悲しい現実から抜け出せないでしょう。
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Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回は、ゴルフスイング物理学の小沢康介さんと、生配信後のアフタートークをお送りします。ヤバいです!
スリーブ付きスチールシャフト
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注文して組み立てますので、納品までお時間いただくようになります。ご容赦を!
スリーブですが大手メーカーのスリーブに限ります。また初代グローレのスリーブが、手に入らない(手に入るものは問題が多いものばかり)ので申し訳ありませんが対応できません。
2019年09月05日超私的な提案 コースマネジメント能力を向上させるのに必要なショットデータとは!?
マーク金井のYoutube生配信 ここだけの話 次回は9月9日21時から配信します
録画はYoutubeではありません。生配信後 こちら⇩でご覧いただけます。
毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト、週刊パーゴルフの発売日です。昔に比べると通勤電車で読んでいる人は減ってますが、新幹線や飛行機に乗ると読んでいる人をけっこう見かけます。昨日姫路から新幹線で帰京しましたが、マーク金井もこの2誌を新幹線車内に持ち込んでガッツリ読ませていただきました。
週刊ゴルフダイジェストで真っ先に目を通すのは、連載漫画の「オーイ! とんぼ」です。原作がかわさき健さんということもあって、漫画としての面白さだけでなく、競技ゴルフについての描写がリアリティに溢れています。今週発売号(9月17日号)では、アマチュアのナショナルチームの取り組みについて詳しく描かれてました。
そんな中で目にとまったのがこのフレーズ。
プラン通りにボールを運んでいけるエリアを「インポジション」と呼びます。
そうじゃないエリアを「アウトポジション」と呼んで区別します。
(週刊ゴルフダイジェスト9月17日号より引用)。
インポジションとは安全なルートでピンを狙っていけるエリアのことです。対して、アウトポジションとはピンを狙う時にリスクが高いエリアのことです。例えば、バンカー越えとか池越え。エッジからピンまでの距離が短かったり、木がスタイミーになっているようなエリアです。ピンを狙う時にリスクが高いショットになる時のことをアウトポジションと言ってもいいでしょう。
さて、このセカンド地点のポジション分け。
説明するまでもありませんが、ティショットはインポジションにボールを運ぶこと、セカンドはインポジションからピンを狙うことがコースマネジメントの基本であり極意となります。漫画の中でも触れられていますが、アウトポジションにボールを運んでしまったら、レイアップしてインポジションにボールを運ぶことを教えています。アウトポジションからピンを狙うのは「ヒーローショット」といい、言葉はカッコいいですが、ミスした時のリスクが高くなるのでスコアを1打以上落とすと戒めてます。
漫画ではトップアマチュア向けに描かれてますが、この考え方は普通のアマチュアゴルファーにも大いに当てはまります。コースマネジメントを意識してプレーするのであれば、可能な限りアウトポジションにボールを運ばないことと、ヒーローショットをできるだけ打たないようにすること。
そのために必要なのは、スコアカードに自分が打ったショットを記録することです。ティショットならばフェアウェイキープしかたどうかよりも、インポジションなのかアウトポジションなのかを記録する。
セカンドショット(グリーンを狙うショット)に関しては、インポジション(安全策)を取って打ったのか、ヒーローショット(リスクが高いショット)を打ったのかどうかを記録するのです。
ゴルフは確率のゲームです。
自分がどんなエリアにボールを運んだのか、リスクが低いショットを何回打ち、リスクが高いショットを何回打ったのかを記録することは、自分のスキル(技術)を正しく判断するのに必要不可欠なデータです。ヒーローショットをたくさん打っていいスコアを出している時というのは、実は、一歩間違えば大叩きしている可能性もあることを示唆できます。対して、インポジションからのショットが多いのにスコアが悪いというのは、基本的な技術が未熟であることを否応なしに認識できます。
リスクの少ないショットを可能な限り増やす。
ヒーローショットを1発も打たないというのは面白みに欠けると感じる人も多いかと思いますが、ゴルフは面白みに欠けるショットを打つ回数を増やすほどに打たなくてもいいミスを減らすことができ、それがスコアメイクにつながるのです~。
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2019年08月29日超私的な考察 素振りと実際のスイングとの間にギャップが大きい人の共通点とは!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回はピンG410LSTです。
昨日は松本に日帰りで行ってきました。神田から松本までの距離は約240キロ。神田から中央線で新宿に向かい、新宿からは特急あずさに乗って松本に到着。電車移動で3時間弱の道のりでした。新幹線に比べると在来線の特急はスピードが出ませんが、そのおかげで小澤さんのYouTubeをタブレットでがっつり観ることができました。
松本到着後は松本カントリーで午後から9ホール。その後、ゴルフスイング物理学でおなじみの小澤康祐さんとYouTube生放送。生放送が終わるや最終のあずさに飛び乗り、新宿経由で神田へ。このブログがアップされる頃は、千葉のゴルフ場で新製品の試打ラウンドをやっています。
ゴルフ場に行く機会が増えたことで、アマチュアゴルファーの使用クラブやスイングを観察する機会が増えてきましたが、今さらながら感じるのが素振りと本番(実際のスイング)とのギャップの大きさ。ゴルフの腕前が上がるほどに素振りと本番の違いが減ってきますが、ゴルフがそう上手くない人になるほど素振りと本番のギャップが大きくなり、中には、素振りと本番では別人のような振り方になる人もいます。
例えば、素振りだとオンプレーンに振っているのに、いざボールを打とうとすると極端なアウトサイド・インになったり、極端なインサイド・アウトになる人が少なからずいます。素振りだと体をしっかり使っているのに、いざボールを打とうとすると下半身がまったく動かず手打ちになる人もいます。ゴルフには「素振りシングル」というあまりありがたくない褒め言葉(揶揄言葉)がありますが、昔も今も、多くのアマチュアは実際にボールを打とうとすると、素振りからかけ離れたスイングになってしまいます。
では、なぜアマチュアゴルファーの多くはボールを打つ時に素振りのようなスイングができないのか?
ナイスショットを打ちたい、ボールを芯で捕らえたい、ミスしたくない、OBやチョロを打ちたくない、、、、いろんな理由があると思いますが、素振りのようにスイングができない要因は2つです。それは、、、、、
ボールとターゲット(目標)です!!!!!
ボールをちゃんと打ちたい、ボールを強く打ちたい、ボールを遠くに飛ばしたい、ボールを真っ直ぐ飛ばしたい、、、いずれも意識がボールに向かっています。素振りはクラブを振ることだけやってますが、本番では目の前のボールをなんとかしたいになっています。
ターゲット(目標)もしかり。ターゲット方向にボールを打ちたい、左のOBを避けたい、右の池を避けたい、、、いずれも意識がターゲット(目標)に向かっています。素振りではクラブを振ることに集中してますが、本番ではターゲット(目標)に対しての意識が勝っています。
素振りと本番のギャップを埋めることに必要なのはリラックスすることや、気楽に打つ事や、素振りのようなスイングを意識するのではなく、ボールをなんとかしたいと思わないこと。そしてターゲット(目標)を意識をもたないことです。打つ前にボールの位置とターゲットを確認して構えに入ったら(正しい方向に構えたら)、後はボールに対してスイングしないこと、ターゲットに対してスイングしないことです。素振りのようにスイングしようとするのではなく、素振りと同じ精神状態を維持してスイングするのです。
もちろん、これは言葉でいうほど簡単ではありません。誰だってボールを上手く打ちたいし、誰だってターゲット(目標)にボールを運びたいです。しかしながら、ボールやターゲットを意識するほどに、スイング中に好ましくない余計な動きが入り、それが体の動きを狂わせ、クラブの動きを狂わせてしまうのです。
テニスや野球と違って、ゴルフは止っているボールを打ちます。ボールが止っているので打つ直前、そしてスイングしている最中もいろんなことを考える時間があります。「下手な考え休むに似たり」ではありませんが、ボールのこと、ターゲットのことを考えるほどにスイングは悪くなるのです。セットアップが決まったら、あとはインサイド・インの軌道でクラブを丸く振る。ボールとターゲットに対する意識が薄れればクラブは丸く振りやすくなりますし、それは素振りに近づくことにもなるのです~。
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スリーブですが大手メーカーのスリーブに限ります。また初代グローレのスリーブが、手に入らない(手に入るものは問題が多いものばかり)ので申し訳ありませんが対応できません。