マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2020年07月22日超私的な考察 アマチュアゴルファーが100切りに3年以上かかってしまう本当の理由とは!?

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月曜日、そして続く火曜日と赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーしてきました。どちらも神田のスタジオを出たのが午後2時30分。3時45分くらいにティーオフし、5時過ぎにはホールアウト。神田からゴルフ場の行き帰りを含めて4時間弱です。

 

8年ぐらい前から赤羽で早朝薄暮プレーするようになってからは、ゴルフに行く頻度は増えましたが、そのほとんどが9ホール。9ホールに慣れてしまうと、わざわざ18ホールプレーをしたいと思わなくなりました。加えて、早朝薄暮では担ぎセルフでプレーするのでクラブの本数は7本。いわゆるハーフセットでプレーするのが当たり前になっています。最近はチッパーを入れているので、パター無しで回っています。

 

 

赤羽の行き帰りはクルマではなく電車ですが、一昨日、車中でTwitterを見ていたらこんな書き込みがありました。

 今回つくも君が1年以内で100を切ったお話をするとそれは7㌫程度と極めて稀なケースとの事。そしてコンスタントに100を切れるゴルファーは全体の37.8㌫と4割にも満たないというデータもあるようだ。

 ゴルフを始めてからその楽しさを実感し、継続的にゴルフを続けるようになるスコアにするとおよそ115ストローク。そこに達するまでにおよそ2年半の歳月を要するとも言われていて、そこに満たないとゴルフを始めた半数がゆっくりフェードアウトするらしい。
(100日後に100を切るゴルファーより引用)

 

どこで調べたデータなのかは分りませんが、ゴルフ雑誌でも中心となる企画は100切りが多いことを考えると、、、、的外れな数字ではないと思います。

 

 

では、なぜアマチュアゴルファーはなかなか上手くならないのか? 100を切るのにかなりの年月を要するのか?

 

1年以上やってもゴルフが上手くならない(上手くなれない)人の場合、考えられることが2つあります。

 

 ひとつはプレー頻度が非常に少ないことです。

 

 

例えば、ゴルフ場でプレーするのが年に数回(6回以下)で練習場にもあまり行かないゴルファー。スキー、スノボもそうですが、ゴルフの場合も月に1回以下の頻度で上達するのは難しいです。

 

 

身も蓋もないことを言いますが、ゴルフ未経験者がプレー頻度が圧倒的に少ないと、ボールをちゃんと打てる確率が非常に低いです。加えて、スコアメイクに必要なスキル(技術)がそもそも何なのかが分らないままプレーすることになるので、スコアを浪費すべくして浪費することになるからです。

 

 

次に、月1回以上プレーしている人や、定期的に練習しているゴルファーの場合はどうでしょうか?

 

 

この場合、考えられるのは、、、、スイングの仕方もさることながらゲームプランに問題があります。悪いスイングよりも良いスイングをした方がいいスコアを出しやすくなるのは事実ですが、練習場ではそこそこボールを打てる前提で話を進めると、問題点は2つです。

 

 ひとつはティショットが非常に不安定
 もうひとつはグリーン周りのアプローチで失敗が多い

 

 

もしもマーク金井が100が切れないアマチュアゴルファーをコーチするとしたら、ティショットでは170ヤード以上飛ぶクラブは持たせません。170ヤード前後を確実に飛ばせて、チョロやOBが出づらいクラブでティショットを打ってもらいます。

 

 

次にセカンド以降はグリーンに届くクラブではなくて、確実に150ヤードぐらい打てるクラブ(7番アイアン)で打ってもらいます。当たったら200ヤード飛ぶクラブを持ってチョロやOBを打ってしまうと、その時点で大叩きになってしまうからです。

 

グリーン周りではウエッジではなくチッパーを使ってもらいます。アプローチウエッジやサンドウエッジを使うよりもチッパーの方が、ザックリ、トップ、シャンク、往復ビンタのミスを減らせ、それはスコアメイクに直結するからです。

 

110ぐらいのスコアでプレーしている人の場合、これらのことを忠実に守ってプレーすれば、スイングは現状のままでもすぐに10打ぐらいはスコアの浪費がなくなり、重いの他、簡単に100を切れるようになります。なぜなら、100を切るのにはドライバーでのナイスショットや、サンドウエッジでふわっと上げて止めるアプローチはまったくもって必要ないからです。

 

 

では、100が切れないゴルファーにこれらの提案をしたら、「ハイっ、すぐに実行します」と答えるアマチュアゴルファーは何パーセントぐらいいると思いますか?

 

 

超私的なことを言わせてもらえば、、、、恐らく30%以下でしょう、、、、。

 

 

多くのアマチュアゴルファーはせっかくゴルフ場に行くんだから、「ドライバーでナイスショットを打ちたい」、「サンドウエッジでスピンが利いたアプローチを打ちたい」と思っていますし、それを当たり前のことのようにやろうとしています。

 

 

ゴルフを3年以上やっても100が切れない人のアマチュアの多くは、ハイリスク・ローリターンなクラブを手にし、ハイリスク・ローリターンなショットを打っています。そして残念なことにそれが「ゴルフの醍醐味」だと思っているから、ゴルフに行く頻度がそれなりであっても100が切れないスコアから抜け出せないのです。

 

 

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2020年07月20日超私的な提案 スタートホールのティショットで大きなミスを減らすコツとは!?

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昨日(日曜日)は千葉市民ゴルフ場で早朝9ホールプレー。コースに向かう道中では雨が少し降ってましたが、スタートする頃には曇り空。9番ホールでは青空も出はじめ、傘を差すことも、レインウエアを着込むこともなくホールアウトできました。スタッツはこんな感じです。

 

○ーーーー△ー△○  36
121222232  17

 

 

スタートホールでバーディーが取れてますが、実は、9ホールプレーした中でもっともティショットが良くなかったのは朝イチのティショットです。いい感じで飛ぶとフェアウェイバンカーにつかまるの可能性が高いので、わざとバンカーに届かないように打ったら、、、、当たりそこねでバンカー手前30ヤードまでしか飛びませんでした。

 

 

 構えてサクッと打った、朝イチのティショットの飛距離は約180ヤードほど。手にしたクラブはもちろんドライバーです。

 

 

サクッと打ってミスショットして、バーディー。ナイスショットを打たないといいスコアが出ないと思っている人には信じづらい展開だと思いますが、これがゴルフなんです。ちなみに、1番でバーディーが取れたのは当たり損ねたおかげで、2打目が7番アイアンで打つのにちょうどいい距離が残ってくれたからです。

 

 

さて、今回は前回の続きです。

 

 

コースで、それもスタートホールのティショットでサクッと打つ。これは言葉で言うほど簡単ではないと書きました。なぜなら、多くのアマチュアゴルファーはコースでサクッと打つ事は「良くない事」であると脳にプログラミングがなされているからです。

 

 

・急いで打つよりも慎重に打った方が上手く打てる。
・あれこれチェックしてちゃんと時間をかけた方がミスを防げる。

 

 

このようなプログラミングがなされているので、、、、朝イチのティショットは打つまでに時間がかかることはあっても、時間が短縮されることはないのです。

 

 

では、どうすれば朝イチのティショットをサクッと短時間で打てるのか!?

 

 

 サクッと打てないのは、「上手く打ちたい」「ミスしたくない」というのが理由なわけですから、この2つを脳から排除すればいいんです。

 

 

具体的に言うと、「上手く打たない」「ミスしていい」ということを脳にプログラミングし、それを忠実に実践すればいいんです。ミスショットでいいんだと心底思ってティグラウンドに上がれば、朝イチのティショットでも慎重になりすぎたり、必要以上に時間をかけないでサクッと打てるようになります。

 

 

ただし、わざと上手く打たない、わざとミスしていいというのはゴルファーにとって不都合な指令です。なぜなら、ほとんどのアマチュアゴルファーは、ナイスショットを求める欲、ミスショットを打ちたくない欲があるからです。

 

 

上手く打とうとすることよりも、わざと失敗するといのは、、、、、言葉で言うほど簡単ではありません。成功することを追い求めるのが人間の性(さが)であり、かつ、失敗を成功よりも高く評価するというのは常識外れだからです。

 

 

ナイスショットを打ちたい(ミスしたくない)と思うほどに、自分で自分を追い詰め、自分にプレッシャーをかけることになります。ミスショットでいいやと思った方が、サクッと打てるようになりますし、過緊張ならないで気楽にスイングできます。気楽にスイングした方が身体もクラブもスムーズに動き、大きなミスが出づらいのです。

 

 

ゴルフはミスするのが当たり前。

 

 

ミスするのが当たり前と思い、いいミスショットを打てばいいんだと心底思ってティグラウンドに上がる。こういうメンタリティで朝イチのショットに望むことが、サクッと打てることにつながると超私的に思っています。

 

 

ちなみにマーク金井は「空振り」「チョロ」「OB」以外はOKって感じでサクッと打っています。

 

 

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2020年07月17日超私的な考察 スタートホールのティショットでミスが多い人の共通点とは!?

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水曜日はゴルフアパレル「アドミラルゴルフ」の展示会に顔を出し、木曜日は雨が上がってくれたので朝一にサクッと洗車、お昼にYouTube動画を撮影した後、サクッと赤羽で薄暮プレーをしてきました。

 

マーク金井はサクッというフレーズを多用しますが、サクッという意味をスマホで検索してみると、、、、

 

 

 物事が気持ち良く、あっさりと(短時間で)片付くさま

 

 

まさにこのような使い方をしています。しいて付け加えるならば、前から予定を立てた行動ではないという時にも使っています(もちろん短時間での行動)。

 

 

赤羽は早朝薄暮でプレーすることがほとんどですが、プレーする時に必ず観察しているのが、前の組のショットです。例えば、スタートホールでのティショットに関しては、スイングやボールの行方だけでなく、ティアップしてから構えるまでの時間、構えてから打つまでの時間をつぶさにチェックしています。

 

 

マーク金井は朝一のティショットに限らず、構えたらサクッと打ちます。時間にして3秒あるかないかでしょう。対して、アマチュアゴルファーの多くは、ティアップして構える前の時間、構えてからテークバックを始めるまでの時間がサクッとしてません。具体的に言うと、、、

 

 

 ・ティアップしてから後方確認(プリショットルーティン)
 ・素振りを何度もする
 ・ティアップ後構えてからじっとしている時間が長い

 

 

 正確に数えたわけではありませんが、マーク金井と同じぐらいティアップしたらサクッと打つアマチュアゴルファーは100人に1人いるかいない。残りの99人のアマチュアゴルファーはサクッとは真逆です。これでもかってぐらいじっくりと時間をかけてからスイングをしている人も少なからずいます。

 

 

 ・出だしのティショットだから慎重に(大事に)打ちたい
 ・スタートホールのティショットは今日の調子を占うからちゃんと打ちたい
 ・スタートホールは緊張するので時間がかかってしまう、、、

 

 

等々、いろんな理由があるかと思います。しょっちゅうラウンドするわけではないので時間がかかるのかも知れませんが、実は、この時間がかかってしまうということが、、、、

 

 

 ナイスショットの確率を下げ、ミスショットの確率を上げる!!!!

 

 

と言うことにつながっているのです。なぜなら、多くのアマチュアゴルファーは練習場でボールを打つ時は、サクッとボールを打っています。1球打つのに、スタートホールでティショットを打つ時ほど時間をかけてません。1球打つのに時間をかけてしまったら、たくさんボールが打てないからです。

 

 

察しのいい人は、もう表題の答えはお分かりですよね。

 

 

 

そうです、

 

 

多くのアマチュアゴルファーは、練習場ではサクッとボールを打っているのに、コースに出ると(特にスタートホールのティショット)サクッとボールを打っていないのです。

 

 

ゴルフはリズムが大事と言われてますが、いいリズム(一定のリズム)で打つには構えてから打つまでの時間が変わらない方が好ましいのです。練習場ではプリショットルーティン(打つ前の儀式)をやらないのに、コースでプリショットルーティンをする時点でリズムが変わります。

 

 

練習場では構えたらサクッと打つ人が、コースに出たら構えてからサクッと打たないというのもリズムが変わります。

 

 

超私的なことを言わせていただくと、打つ前のリズムとスイングのリズムというのは連動しており、打つ前のリズムが一定な人の方がスイングリズムも一定になり、ミスショットの下げることができるのです。

 

 

 構えたらすぐに打つ。

 

コースで、それもスタートホールのティショットでサクッと打つ。これは言葉で言うほど簡単ではありません。なぜなら、多くのアマチュアゴルファーはコースでサクッと打つ事は「良くない事」であると脳にプログラミングしているからです。そして、このプログラミングを変えるためには多くのアマチュアゴルファーにとって不都合な指令を出す必要があるのです。

 

 

この不都合な指令については、次回アップ致します。

 

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2020年07月06日超私的な提案 ゴルフ初心者(ビギナー)がチッパーを使うことの2大メリットとは!?

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是非ご覧下さい

 


昨日(日曜日)、半年ぶりぐらいに雨の中18ホールプレーしてきました。場所は千葉県東側に位置するイーグルレイクGC。最初の6ホールくらいは曇りでしたが、それ以降は雨。途中、手袋が完全にぬれるぐらいになってしまいましたが、上がり2ホールぐらいからは小雨の中、なんとか最終ホールまでプレー。

 

同伴者は男性シングルプレーヤーと、今回がラウンド3回目のゴルフ初心者(ビギナー)の女性。極端な組み合わせとなりましが、 (さらに…)


2020年06月26日超私的な提案 アスリート系でもなくエンジョイ系でもない、第三のゴルフスタイルとは!?

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雨がいい感じで上がってくれたので、水曜日、木曜日と2日続けてサクッと電車に乗って赤羽GCに向かい、薄暮9ホールをプレーしてきました。水曜日は3サムだったのでプレー時間は2時間ほどかかりましたが、木曜日はお一人様でプレー。

 

 

16時ちょうどにスタートして17時12分にホールアウト。72分でプレーを終え、サクッとシャワーを浴びて神田に戻り、このブログを書いた後、DMMオンラインサロンのライブ配信を行いました。

 

この梅雨の時期は天気がめまぐるしく変わります。あらかじめ予定を立てるのではなく天気に合わせ、雨じゃなければ思い立った時に早朝や薄暮で9ホールプレー。このおかげでしっかり歩くことができ、都内での移動が減った今でも毎日1万3000歩のペースを保てています。

 

 さて、この天気に合わせた気ままな9ホールプレー。

 

 

1日かけてプレーするのとは違って、ボウリング、卓球、テニス、サイクリング、ジョギング、そしてウオーキング(散歩)と同じぐらいの感覚、そして2時間以内でプレーが完結するのを心がけています。

 

 

 2時間で完結するゴルフ。

 

 

18ホールプレーが当たり前なゴルファーにはかなり珍しがられます。コンペを楽しむゴルファー、そして競技志向のゴルファーからは、「9ホールじゃ物足りない」ともしょっちゅう言われます。

 

 

確かに、今までの日本でのゴルフでは9ホールというのはかなり少数派です。多くのアマチュアゴルファーは9ホールプレーしてお昼を食べて9ホールというのが当たり前ですし、競技となると18ホール以上が当たり前。かつて私が主宰したMMT9を除けば9ホールで完結するスクラッチ競技はまずありませんでした。

 

 

しかしながら、ひとたび9ホール(2時間以内)プレーに慣れてしまうと、18ホールプレーに食指がわきません。18ホールのプレー時間が長いですし、ゴルフ場の行き帰りの時間もかかる場合が多いからです。最近は新型コロナ対策でスループレーできるゴルフ場が増えてきましたが、それでも18ホールプレーするとなると4時間以上かかります。この4時間以上というのが、時間がもったいなく感じてしまうのです。

 

 

 

乗用カートに乗って18ホールをプレーするのがこれまでのノーマルなゴルフとすれば、ニューノーマルなゴルフは担ぎセルフ(もしくは手引きカート)で歩きながら9ホールプレー。歩いてプレーすれば3密を防げます。9ホール歩けば18ホール乗用カートに乗った時よりも運動量も増えるのです。

 

 

ゴルフをやっていない人がみた時、どちらの方がスポーツに見えるのか?

 

 

 ・乗用カートに乗ってプレーするゴルフ
 ・キャディバッグを自分で担いで歩いてプレーするゴルフ

 

 

答えるまでもありませんが、ゴルフをまったくやらない人が前者のプレーぶりをみてゴルフをスポーツのカテゴリーに入れる人はそう多くないと思います。

 

 

サクッと歩きながら9ホールプレーを楽しむゴルフ。エンジョイでもなく競技でもなく、ただ1打1打を放ちながら歩くゴルフを楽しむ。これぞまさしくニューノーマルではないかと超私的に思っていますし、今までよりはゴルフをスポーツとして見てもらえるのではないかと思っています。

 

 

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