カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う
2020年11月23日超私的な提案 風の強い日に低い弾道を打つ一番簡単、確実な方法とは!?
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歩くのが日課になって早、5ヶ月。毎日最低でも1万5000歩、ゴルフに行った時は2万から2万5000歩ほど歩いています。継続は力なりではありませんが、毎日歩くようになってからゴルフに行ってもまったく疲れなくなりました(笑)
土曜日も千葉市民ゴルフ場で担ぎセルフで18ホールプレーしてきましたが、後半の最終ホールまで疲れ知らずでした。ただし、後半は強いフォロー風を読み切れずボギー列車に乗りまくってしまい、スコアメイクに苦労しました。
前半
○ーー○ーーーー◎ 32
122112220 13
後半
ー△ーー△ー△△ー 40
222222321 18
後半、ボギーを4つ叩いてますが、その内3つのホールは強いフォロー風。グリーンを狙ったショットはグリーンに着弾するものの果てしなくランが出てしまいグリーンオーバー。もしくはランを計算し過ぎてかなり手前にショートしてしまっています。
反面、アゲンスト風ではノーミス。バーディー、イーグルを取ったホールはいずれもアゲンスト風でした。アゲンスト風の計算が得意なこともありますが、なによりもアゲンスト風だとグリーンが早くてもボールが計算通りに止まってくれるからです。
ゴルフに風はつきものですが、風が強くなるとスコアメイクが途端に難しくなります。風が吹くことでボールが飛ぶ距離が変わりますし、落下後のランも変わってくるからです。加えて、風の向き、風の吹き方というのは一定ではありません。風は気まぐれで、打った直後に風向きが変わったり、ボールが飛んでいる最中に突風が吹いたり、突然風が止んだりします。ある程度の予測はできても、完全に予測するのは不可能だからです。
さて、この風の中でゴルフ。
風の影響を受けないようにするには低い球を打った方が有利です。特に逆風となるアゲンスト風では、低くてスピンが少ない球を打つことで風の影響を最小限に抑えることができます。
では、どうすれば低い球を打てるのか?
マーク金井が超私的にお勧めしたいことは、クラブを可能な限り短く持つこと、そして可能な限りロフトが少ないクラブを選択すること。打ち方やボール位置を変えるのではなくて、クラブの持ち方とクラブの選び方を変えるのです。
例えば、120ヤードを打つとしましょう。
普段9番アイアンで打っているならば7番とか5番アイアンを手にし、5センチ以上短く持ちます。そしてインパクトが緩まないように軽めにスイングするのです。7番や5番で軽めにスイングしたら届かないと思うならば、UTで打っても構いません。やることはクラブを極端に短く持つことと、絶対オーバーしそうなぐらいの大きなクラブを持って力まないでスイングすることです。
クラブを短く持つとシャフトのしなりが減るだけでなく、短い分だけスイングの回転半径が小さくなるので弾道が低くなります。例えば、7番アイアンをPWの長さになるぐらい短く持てば、それだけで弾道は低く抑えられます。
力加減に関しては、絶対オーバーしそうなクラブを選択すればアゲンスト風でも力みづらくなります。
ちなみにマーク金井の場合、アゲンストが強い時は100ヤードを7番で打ってますし、130ヤードを5Wで打ってます。これぐらい極端に番手を上げれば、風に負けまいとして力まないで済みます。
ゴルフは確率です。
風の時は、ボール位置や打ち方を変えるという方法もありますが、ボール位置を変えたり、打ち方を変えてしまうと想定外のミスが出てしまう恐れがあります。対して、クラブの長さを変えたり、番手を変えるというのは余計なことをしなくて済む分だけ、想定外のミスを減らせるのです。
ちなみにアゲンスト風はボールが飛ばないだけで、ボールを止めるのがやさしい。これが心底分ってくると、アゲンスト風でスコアをまとめやすくなりますし、この風に対して苦手意識をかなり軽減できます。
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2020年11月04日超私的な考察 アマチュアゴルファーがゴルフをする目的は一体なんのか!?
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普段は担ぎセルフの9ホールプレーが多いのですが、昨日は東千葉CCで18ホールプレーしてきました。それもキャディさん付きで乗用カート利用です。キャディさんがいらっしゃるのでさすがにキャディバッグを担ぐことはしませんでしたが、スタートホールから最終ホールまでカートには乗ってません。おかげで18ホールで1万8000歩ほど歩くことができました。
4ヶ月前に血糖値が急上昇してしまったことがきっかけて、毎日1万5000歩以上歩いてます。結果、この4ヶ月で約1600㎞も歩いたことになり我ながら驚いています。もしも、4ヶ月で「1600㎞歩け」と言われたら、恐らく即座にお断りしたでしょう(笑)
日常は食後にそれぞれ1時間ほど散歩していますが、ゴルフのいいところは広々とした空間を歩けること。加えて、ボールを打ちながら、スコアを付けながら歩けることです。14歳からゴルフを始めてますが、今は、、、
「ゴルフとは歩くのが主で、ボールを打つのが従」ではないかと超私的に思っています。
対して、乗用カートに乗ってプレーしている人にとっては、「歩くのが主で、ボールを打つのが従」ではないでしょう。乗用カートに乗るということは歩くことを減らすことにつながるわけですから、、、
では、乗用カートに乗ってプレーするアマチュアゴルファーは何が目的でゴルフを楽しんでいるのでしょうか?
乗用カートに乗る目的は歩かないこと(歩行量を減らす)です。だとすれば、ゴルフの目的は、、、
・ナイスショットショットを打つこと(ショットに一喜一憂すること)
・スコアメイクを楽しむこと(いいスコアを出すこと)
・景色を楽しむこと
・ゴルフ仲間と楽しい時間を共有すること
ゴルフクラブでボールを打たないとゴルフにならないことを考えると、乗用カートにのってプレーする場合、ショットを打つことといいスコアに集約されると思います。そして、この2つに関してのゴール(目的)は、
・ナイスショットを打つこと(ボールを遠くに飛ばすこと)
・いいスコアを出すこと
となり、ナイスショットにおいてはボールを遠くに飛ばすことが目的で、いいスコアを出すことはベストを更新することではないでしょうか。
実際、クラブメーカーが出す新製品に関しては、その大半が「遠くに飛ばせる」ことをアピールしていますが、スコアアップについてはあまり言及してません。プロ、上級者向けの一部のクラブを除けば、「飛び」をアピールしているモノばかりです。
そして、今どきのクラブ作られかた(売られ方)から分ることは、、、、
多くのアマチュアゴルファーにとってゴルフの目的とは「ボールを遠くに飛ばすこと」ではないかと思ってしまいます。
「ボールを遠くに飛ばすこと」がゴルフの目的になっているのではないかというのを裏付けているのが練習場です。練習場では「1ヤードでも遠くに飛ばそうと」している人は多く見受けられますが、「わざと飛ばさない」練習をしている人はまず見かけません。ドライバーでわざと100ヤード打つ、150ヤードを打つなんてことをしている人は、まずいないです。
振り出しに戻ります。
一昨日、日本を代表するトップアマと一緒にプレーさせていただいのですが、一緒にプレーしていてひしひしと感じたのは、「飛ばすことよりも、狙った所にボールを運んでいること」です。ひとことで言うと「緻密」なゴルフをこれでもかってぐらいされてました。競技ゴルフをしているから当たり前と言ってしまえばそれまですが、1打1打に無駄がないのです。
もちろんすべてがナイスショットというわけではありませんが、ゴルフの目的が、「いいスコアをちゃんと出すこと」というのが1打1打に溢れていました。
ゴルフの目的はスコアだけではないという人が少なからずいます。もちろん心底そう思ってゴルフを楽しんでいる人もいることを承知してますが、自分の未熟さや至らなさに対して、、、「スコアじゃないよゴルフは」と自己弁護している人も少なからずいるのではないでしょうか。
日本を代表する社会人トップアマと一緒にプレーできたおかげで、マーク金井ががやるべきミッションがより明確になりました。それは「飛ぶクラブ」ではなく「整うショットが打てるクラブ」を作ることです。「整うショット」については次回お話致します~。
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2020年10月30日超私的な考察 クラブの本数を減らしてプレーすると、一体どんなメリットがあるのか!?
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毎日1万5000歩以上歩くようになって、4ヶ月が経ちました。1万5000歩というのは11~12㎞ですの。ゴルフをした時は2万歩以上になっているので、1ヶ月で400㎞ぐらい歩いている計算になるので、この4ヶ月でトータル1600㎞ぐらい歩いたことになります。
歩くことを習慣にすると、歩かないと落ち着きません(笑)加えて、歩くのが目的でゴルフに行く回数が増えました。昨日も天気が良かったので、午後からサクッと赤羽で薄暮プレーをしてきました。
お一人様でプレーしてましたが、後ろもお一人様だったので最終18番ホールは合流してツーサム。同伴していただいたのはゴルフ歴が4年で32歳のゴルファー。ブログを読んで下さっているとのことで、「ドライバーは本当にスチールシャフトなんですね」と。
ゴルフ歴4年のゴルファーはキャディバッグにクラブを12本入れてました。対して、マーク金井はというと担ぎセルフでクラブは7本だけです。
「7本だとフルショットできない中途半端な距離が残りませんか?」
今回もこの手の質問を受けました。確かに、クラブの本数が減れば中途半端な距離が残ることが増えます。では、それがゴルフを難しくしているかと聞かれたら、そうではないと超私的に答えています。
ゴルフというのはフルショットよりもコントロールショットを打つことの方が多いからだと思っているからです。
クラブが増えてくればフルショットでカバーできることが増えてきますが、すべてフルショットできるわけではありません。100ヤード以内となれば中途半端な距離が残るのでフルショットできません。アイアンを全番手入れていても、「7番じゃ大きくて、8番じゃ小さい」なんてことも少なからずあります。
加えて、前に障害物があったり、風が吹いたりしたりすればフルショットだけでは到底対応できません。コントロールショットを打つことが求められます。
そしてパッティングとなるとどうでしょう。10メートルの距離を打つパターと、5メートルの距離を打つパターを入れるなんてことはまずやりません。パターに関してはフルショットは皆無で、すべて中途半端な距離(コントロールショット)を打っているはずです。
察しのいいひとならば、もうお分かりでしょう。
ゴルフは距離を打ち分けるゲームで、クラブの本数が14本でも、結局はコントロールショットが上手く打てないと狙った所にボールを運ぶことはできないのです。ならば、すべての状況下でコントロールショットを打っていた方が、コントロールショットに慣れてくるのです。
それだけではありません。
フルショットをベースにプレーしているアマチュアの多くは、フルショットに比べてコントロールショットを打った時にミスをしがちです。フルショットに慣れているゴルファーの多くは、距離を調節しようとした時(コントロールショットを打つ時)、インパクトが緩んでいます。
パッティングやアプローチだけでなく、ゴルフというのは距離を調節(コントロール)するスキル(技術)が求められるゲームです。
ドライバーからウエッジまで、すべてのクラブで距離を自在に調節できるようになるとショットの選択肢が増えるだけでなく、アプローチやパットの距離感も良くなると超私的に思っています。
マーク金井の7番アイアンの守備範囲は80~160ヤードです。80ヤードの距離を打ち分けることをやるようになってから、100ヤードの以内のアプローチの距離感が良くなっただけでなく、風が強い日でも風を気にせずプレーできるようになっています。
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2020年10月26日超私的な考察 ベストスコアが出そうな時に限って終盤崩れる人の共通点とは!?
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昨日は朝4時30分に起き、赤羽GCで早朝9ホールプレー。6時20分くらいのティオフの時点ではダウンを着込むぐらいの寒さでしたが、途中からは絶好の秋晴れ。ホールアウトする時には半袖ベストでちょうどいい感じまで気温が上がってくれました。
朝イチのティショットは狙い通りでしたが、セカンドは右手の感覚がなくて大ダフり。3メートルぐらいに3オンするもののパーパットはカップをかすめてボギー発進。11番で3パットボギーとなりましたが12番以降はミスらしいミスを打たずにすみました。17番パー3のバーディーは、ティショットがワンバウンドでピンに当たってのバーディー。下りのスライスライン(1.5m)が入ってくれたのです。
△△ーーーーー○△ 37(パー35)
232222212 18
4サムでのラウンドでしたが、もったいない同伴プレーヤーが1人いました。
7ホール終えて、ダボが2つでパーが5つ。2ホールを残して4オーバーでしたが、17番がダボ、18番がトリプル。終わってみれば9オーバーの44ストローク。100前後で回るプレーヤーなのでスコア自体は悪くはありませんが、残り2ホールで7オーバーというのはなんとももったいない。ちなみに7ホール目の16番では3m弱に2オンしており、バーディーチャンスにつけていたのです。
このプレーヤーを引き合いに出すまでもありませんが、普段よりもスコアが良いアマチュアゴルファーの多くは終盤に崩れる傾向があります。ベストスコアが出るかもと思えば、プレッシャーがかかるのは当然なので致し方ないとも言えますが、プレーのパターンはおおよそ共通しています。具体的に言うと、こんな感じです。
・アドレスしてから打つまでの時間が長くなる
・口数が減る
・スイングがぎこちなくなる(下半身が止まる)
・安全策を取りすぎてしまう
・アプローチやパットでインパクトが緩んでショートしがち
どうでしょう。皆さんも、ベストスコアが出るペースでプレーしている時、これらのことが当てはまっているのではないでしょうか? 安全策を取り過ぎてダボを叩いたり、入れ頃のショートパットが打ち切れないでいるという経験は少なからずあるのではないでしょうか?
スコアが良くなると「大事にプレーしたくなる」というパターンになりがちですが、実は、安全策とか慎重にというのは、一歩間違うと必要以上に消極的なプレーとなって墓穴を掘ることにもつながるのです。
では、どうすればスコアが良い時、終盤崩れてしまうのを防げるのか?
メンタルを鍛えることも大事ですが、それ以上に大事なのは安全策と消極策を勘違いしないことです。消極的にプレーするのではなくて、自分が狙った場所(安全な場所)に積極的なショット、積極的なパットを打つことです。
例えば、残り100ヤードでグリーンオーバーを避けたいならば、100ヤードを軽く打つのではなくて、95ヤードをしっかり打つ。2mのパットでオーバーを避けたいならば、カップ10センチ先にボールを止めるという意識を強く持ってストロークすることをお勧めします。
ゴルフは気持ちが消極的になってしまうと、ショットもパットも上手く行きませんし、想定外のミスも出てしまいます。いいスコアだと上がり3ホールぐらいから息苦しくなったり、落ち着かなくなってきますが、実は、その時からがゴルフの醍醐味を味わえるのです。
目の前の1打をどんな風に打つかは自分で決めることができます。いいスコアが続くと目の前の1打を打つのがドキドキしてきますが、ドキドキした時に逃げ腰になっているだけではベスト更新は叶いません。ドキドキしている時ほど、目の前の1打を積極的に打つことが求められるのです。
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2020年10月23日超私的な考察 ショットがいいのにスコアがまとまらないゴルファーの共通点とは!?
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絶好の秋晴れの中、火曜日に続き木曜日も赤羽GCでサクッと薄暮9ホールプレーしてきました。プレーの一番の目的は歩くことで、その次がクラブやシャフトの試打。昨日(木曜日)はUSTマミヤの新作シャフト、「アッタスダース(12)」を試打してきました。
そして、3つめは自分の課題がコースでどれぐらいできているのかをチェックしています。
もちろんスコアメイクもおろそかにしてません。コースで練習すると決めた日を除けば、いかにナイスショットを打たなくてもいいスコアを出せるかにこだわってプレーしています。ナイスショットにこだわらないのは、ナイスショットがスコアに直結するとは限らないことを嫌と言うほど経験しているからです(笑)
目指すゴルフは人それぞれだと思いますが、マーク金井が超指摘に目指しているのは
そんなショットでもパープレーが出るんですね!!!!!
逆に、自分が一番やりたくないゴルフはショット力が良いのにスコアが今ひとつというプレー。ナイスショットの数とスコアが一致しないゴルフです。ショット力が良いのにスコアが悪いということは、、、、
・コースマネジメント(リスクマネジメントが)がちゃんとできていない
・どこかでアンフォースドエラーをしている
・100ヤード以内のショットでミスを連発している
・ナイスショットの後にミスをしでかしている
ということが大いに考えられます。
ゴルフはナイスショットを競うゲームではありません。ゴルフはいかに致命的なミスを減らすゲームで、ミスが少ない人ほどスコアが良くなる(悪くならない)のです。
ナイスショットを打つと何とも言えない爽快感を味わえるのがゴルフの魅力ですが、実は、この爽快感とスコアメイクは連動するとは限りません。それを証明しているのが、表題の「いいショットを打つのにスコアがまとらない」ということにつながるのです。
ゴルフの楽しみ方はひとそれぞれ。コースでナイスショットショットの数を増やすことも全然OKですが、スコアアップを本気で目指すのであればミスショットの数を減らすことにとことんこだわった方が、目的達成が早くなるでしょう。
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