マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2021年10月18日超私的な考察  ベストスコアを更新するためにまずやるべきこととは!?

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長尺、短尺のメリット・デメリットについて誰も教えてくれないマーク金井的な解説をお楽しみ下さい。


土曜日に、初心者も手軽に誰もが楽しめる千葉市民ゴルフ場で18ホールプレーをやってきました。名前からも分るように千葉市民ゴルフ場は市営で、完全パブリックなゴルフ場。9ホールなので、18ホールをプレーする時は同じコースを同じティから2周することになります。

 

 

曇り空の中、気温もそこそこ高かったので半ズボンに着替え、ジュニアゴルファーが最新のプッシュカートを押しているのとは対照的に、いつものように担ぎセルフの7本プレーです。この日は2~4メートルのパットが決まったこともあって、18ホールでバーディーが8つ。ボギーは2つで、ひとつは3mのバーディパットを打ち過ぎての3パット、もうひとつはティショットを引っかけて寄せワンならずでした。

 

 

 

スタッツはこんな感じです。

 

 

ー○ー○△○○ーー  33
212231112  15

ーー○○ー○△ー○  33
221121211  13

 

 

 

バーディーがたくさん取れたのはパットが良かったこともありますが、良いスコアが出たのには理由があります。それは、距離の設定をこれでもかってぐらい短くしているからです。

 

 

千葉市民はブルーティーの距離が3055ヤード、ホワイトティーの距離が2702ヤードとなっていますが、マーク金井が使用したのは距離が短い方の白(ホワイト)ティの方です。

 

 

そうです難易度が低いレイアウトで、距離が短いからバーディーを量産できたわけです。千葉市民は癒やし系コースでなおかつ白ティだとドライバーが200ヤードも飛べば充分、180ヤードでもパープレーが楽に狙えるセッティングです。しかしながら、他のプレーヤーを見ていると、、、9割以上の男性プレーヤーは白ティではなく、青ティを使っています。コース側がティを自由に選べるように配慮していることもあるのでしょうが、、、、とにかく白ティでプレーする男性ゴルファーは非常に少ないです。

 

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

 

難易度が低いコースで距離が短いから良いスコアが出たのです。別言すれば、良いスコアが出やすい条件でプレーしたから、良いスコアが出たのです。

 

 

 

これを良しとするか良しとしないかは意見が分かれると思いますが、簡単で距離が短いコースでいいスコアが出ない人(出せない人)は、難しくて距離が長いコースでいいスコアが出ることは絶対にありません。スキーに例えるならば、初心者ゲレンデで上手く滑ることができない人は、上級者ゲレンデは転倒の連続になるのと同じです。

 

 

ゴルフはコースとの戦いとよく言われますが、いいスコアを出すためにはコースと戦う前に自分との戦いをクリアしなくてはなりません。どんなコースでもいいからパー以上のスコアをずっと続けていくと息苦しくなり、同じことを続けるのが難しくなります。
パターマットで10回続けてカップインさせる練習では9発連続入った後にプレッシャーがかかりますが、パーを8つ続けた後の最終ホールのティショットやセカンド、そしてパーパットはそれ以上のプレッシャーがかかるのです。

 

 

難易度の低いコース、距離が短いホールをプレーすることを軽視するアマチュアゴルファーが少なからずいますが、ゴルフにおいても成功体験というのは上達に欠かせないことではないかと超私的に思っています。難易度が高いコース、距離が長いホールをプレーするのは、ベストスコアを更新、できればパープレーが出てからでももまったく遅くないです。

 

 

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2021年10月15日超私的な考察  ドライバーの46インチ規制はアマチュアにデメリットがあるのか!?

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ぜひご覧ください


ご存じの方も多いかと思いますが、ゴルフルールを定めるR&AUSGAは10月12日に、プロゴルフ及びトップアマチュアの公式競技におけるクラブの長さを46インチ以下(パターを除く)に制限するモデルルールを発表しました。各大会、ツアー等がローカルルールとして採用でき、2022年1月に施行されるそうです。

 

 

ゼネラルルールではなく、ローカルルールで「46インチ以内」となり、大会や規則内には「このルールは高いスキルを持つプレーヤー(プロ選手やエリートアマチュア)の競技においてのみ採用されることが推奨される」と記されています。ですので、アマチュアゴルファーが普通にプレーする場合に関しては、今まで通り48インチ以内まではルール適合なので何ら変わりはありません。

 

 

 

さて、このドライバーの長さ規制の変更。

 

 

 

 

プロのドライバーの飛距離が伸び過ぎることを危惧したことによる措置で、B・デシャンボーやドラコン選手を引き合いに出すまでもありませんが、ゴルフクラブは長い方が飛距離を出すのに有利だからです。物理的には1インチ長くなればヘッドスピードが1m/s上がり、距離が5~7ヤード伸びるとも言われてます。2インチ長くなれば10ヤード以上変わる計算になります。

 

 

 

 

では、アマチュアゴルファーが2インチドライバーの長さを変えれば飛距離が10ヤード伸びるのか?

 

 

 

 

そうなる人もいれば、そうならない人もいます。2インチ伸びればクラブを振り切るのが難しくなるし、ミート率が下がるリスクも増すからです。クラブメーカーもそれが分っているからドライバーの長さは45~46インチぐらいに設定しているのです。

 

 

 

ちなみにマーク金井赤羽GCでプレーする時は43インチの短尺スチールドライバーを使い、それ以外のコースでプレーする時は短尺スチールドライバーと45インチドライバー(カーボンシャフト)を使い分けています。かつては45.5インチのドライバーを使ってましたが、今はカーボンシャフトでも45インチ、それも1インチぐらい短く持って使っています。

 

 

 

60歳を過ぎてからドライバーの長さを少し短しているわけですが、これには2つの理由があります。ひとつは、ドライバーで大事なことは確実にフェアウェイキープすること。もうひとつは最高飛距離よりも最低飛距離が落ちないようにしたいからです。

 

 

 

 別言すれば、ドライバー(ティショット)はテニスのサーブと同じです。

 

 

 

手前のネットを超える(最低飛距離)が打てることと、ベースラインの外側(想定外の飛距離)まで打てないようにしています。イメージとしてはティショットの着弾エリアは浮島。もしもフェアウェイが浮島になっているならば、最低飛距離が必要なことと、ボールが飛びすぎるのはNGなのが分っていだけるのではないかと思います。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

ゴルフがドラコン競技のように最高飛距離を求めるものであれば、アマチュアゴルファーも限界まで長いドライバーを使った方が有利ですし、マーク金井もルールギリギリの長さのドライバーを使います。

 

 

 

しかしながら、ゴルフはティショットをより遠くへ飛ばすゲームではなく、いかに少ない打数でホールアウトするかを競うゲームです。そのために必要なのはテニスのように狙った距離(ゾーン)にボールを運ぶ技術。ドライバーに関しては、最高飛距離よりも最低飛距離を稼げること、最高飛距離と最低飛距離の差が少ないクラブを使った方が、狙った距離(ゾーン)にボールを運べるのです。

 

 

 

 

超私的には、46インチの長さ規制がアマチュアゴルファーにも設定されたとしても、アマチュアのスコアメイクにデメリットが発生する度合いは極めて少ない。超私的には、ドライバーの長さを44インチ以内とルールで定めた方が、飛ばす楽しさは損なわれるかも知れませんが、、、、アマチュアのスコアアップにつながるのではないかと思っています。

 

 

 

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2021年10月11日超私的な考察  スタートホールのティショットでミスしやすい人の共通点とは!?

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先週の土曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレーからの、神田のスタジオにてアナライズセミナーを開催。日曜日も朝5時前に起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールをサクッとプレーしてきました。

 

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部の早朝(薄暮)は到着順でティオフするのですが、スタートホールのプレーぶりを観察すると、ほとんどのアマチュアゴルファーは同じパターンで出ていきます。
入念に素振りを繰り返し、慎重にアドレスを決め、そして一生懸命スイングしています。別言すれば、適当に素振りして、適当にアドレスをして、適当にスイングしている人はまず見かけません。

 

 

 

 

ほとんどのアマチュアゴルファーはスタートホールから全集中しています。

 

 

 

 

そして、全集中しているにも関わらず、ティショットをチョロしたり、OBしたり、ワンペナゾーンに打ち込んでしまっている人が少なからずいるのです。出だしのティショットをちゃんと打てている人の割合は5割以下ではないでしょうか、、、

 

 

 

 

 

さて、このスタートホールのティショット。

 

 

 

 

上手く打てなくて悩んでいるアマチュアゴルファーが多いですが、超私的なことを言わせていただくと全集中しているポイントがズレているような気がしています。スタートホールで苦手にしている人の脳内を想像するとこんな感じではないでしょうか?

 

 

 

・上手く打ちたい(ナイスショットしたい)
・真っ直ぐ打ちたい(曲げたくない)
・ちゃんと飛ばしたい(飛距離が欲しい)
・ミスしたくない(池やOB、チョロを避けたい)

 

 

 

これらはすべて結果(未来)に対して意識がフォーカスされています。良い結果を期待している、もしくは悪い結果を回避したいということに全集中しているのです。

 

 

 

もちろんゴルフは結果がすべてです。結果が気になるのは致し方ない部分もありますが、結果を気にするほどに自分で自分にプレッシャーをかけることになり、本来やれることも出来づらくなります。これでは本来の力を発揮することはまずできませんし、ミスの確率も上がります。

 

 

 

では、どうすればスタートホールのティショットをそつなく打てるのか?

 

 

 

 

練習場で打っている時のように気楽にスイングするのが一番ですが、これはやろうと思ってもできません。練習場と違ってコースは1発勝負。シチュエーションがまったく違うのですから、これはあまりお勧めしません。

 

 

 

それよりも自分の閾値を下げてください。例えば、マーク金井の場合だとスタートホールのティショットでは「180ヤード飛べばOK」ということに全集中し、180ヤード飛ばすことだけ考えてスイングしています。実際、赤羽GCでプレーする時も、アドレスして狙い所を決めたら「180ヤード、軽いフェード」ということを口に出し、それに全集中してスイングしています。

 

 

 

100や90が切れない人ならば、170ヤードぐらいでもいいですし、なんだったら150ヤードでも構いません。この距離ならプレッシャーを感じずに打てるという距離があると思いますので、その距離を打つスイングをすることに全集中してください。結果(未来)ではなく、今やるべきこと(現在)に意識をフォーカスし、スイングするのです。

 

 

 

 

スタートホールのティショットでミスが多い人ほど、結果(未来)に意識がフォーカスしてしまい、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっています。そうならないためには、自分の力を全部出し切らなくても達成できる距離を設定することです。本気を出そうとしなくてもいい距離を設定するだけで、プレッシャーから解放され、それだけでも確実にミスを減らせます。

 

 

 

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2021年10月08日超私的な提案  ドライバーでコントロールショットを打つことの本当の目的とは!?

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今週の火曜日と水曜日は新幹線で新潟県へ。初日は遠藤製作所のオリジナルブランドであるエポンゴルフのショールーム見学。歴代のモデルをじっくりと見させていただき、
現行モデルを試打。アイアンを3モデルとウエッジを3モデル打たせていただきましたが、超私的にエポンらしさを一番感じたのはグースネックのサンドウエッジ。

 

 

 

Tour Wege type L

 

ロフト56度のバンス角が13度で58度のバンス角が15度。ソールはフラットで設置面積が大きく、ガッツリとバンス角が利いてます。アドレスするとグースがきっちり着いているだけでなく、ネックのポケット部分が研磨ではなし得ないぐらいすっきり、かつ懐が広くなってます。エポンのスタッフに尋ねたら、ネック部分は研磨ではなく機械加工でポケット(懐)を造詣しているそうです。

 

 

 

ハンドファーストで構えやすく、そしてハンドファーストに打ちやすい形状。ダフり気味にソールを入れてもスッとソールが滑り、フェースにボールが乗ってくれました。
ヘッド形状がかなりシャープなのが恐れ多くて購入までには至りませんでしたが、日本の芝との相性の良さを感じましたし、なによりフェースにボールが乗る感覚をつかみやすいウエッジです。

 

 

 

越後湯沢温泉でゆったりと一晩過ごし、翌日はゴールド湯沢CCにて18ホールプレー。午前中は霧雨の中でのプレーでしたが、午後からは雨も上がり秋らしい天気の中でホールアウトできました。

 

 

 

今回ももちろんパー3のホールでもティショットはドライバー。4つのパー3で、ワンオンが1回でしたが、パーが3つでボギーがひとつ。グリーンを外したホールもグリーンエッジ付近にボールを運べたので難易度の低いアプローチショットが打て、それがパーにつながっています。

 

 

 

 

ドライバーでパー3を打つようになってから半年近く経過してますが、これをやるようになってからプレーぶりもガラッと変ってきました。一番の変化はフルショットを打つことが減り、コントロールショットを打つことが増えたのです。アプローチショットはもちろんのこと、セカンドショット、そしてパー4、パー5でのティショットでもフルショットよりもコントロールショットを打つ機会の方が圧倒的に多くなっています。

 

 

 

具体的に言うと、

 

 

 

・パー4、パー5のティショットはドライバーでバント(コントロールショット)し、距離は200~230ヤード
・セカンドショットでもフルショットでちょうどいい距離を除けば、すべてコントールショット。例えば、130ヤードなら7番でコントロール、110ヤードもPWのフルショットではなく9番アイアンでコントロールショット。

 

 

 

ティショットをドライバーでバント(コントロールショット)を打つと左右の曲がりを減らしフェアウェイキープ率が上がりますが、実は、コントロールショットを打つとセカンドショットが打ちやすくなるのです。説明するまでもありませんが、セカンドショットではフルショットがちょうどの距離に残ることは多くありません。番手と番手の間の距離が残りますし、距離が短いホールだとセカンドが100ヤード以下となるので必然的にコントロールショットの距離が残ります。

 

 

 

 

結果、ティショット(ドライバー)をフルショットして直後に、コントロールショットを打つことが少なからずあるのです。対して、ティショットをコントロールショットしていれば、セカンドがコントロールショット距離が残った時は、コントロールショットを続けて打てます。

 

 

 

フルショットの後にコントロールショットを打つのと、コントロールショットを続けて打つのとでは、、、、超私的には後者の方がリズム、力感を合わせやすいし、実際、ティショットと同じフィーリングでセカンドショットが打てます。そして、何よりグリーン周りのアプローチショットを打つ時も、ティショット、セカンドショットから同じ流れ、同じフィーリングでショットに臨めるのです。

 

 

 

フルショットの距離が上手く打ててもコントロールショットの距離が上手く打てていないとスコアメイクが難しくなります。このことを考えると、フルショットを多用するよりもコントロールショットを多用していた方が、同じテンションでスイング出来る分だけショットが安定し、ショットが安定すれば打たなくていいミスを減らせるのではないかと思っています。

 

 

 

そして何より、コントロールショットが上手くなれば距離感のセンスを磨けるのです。

 

 

 

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2021年09月29日超私的な考察  上手そうに見えてスコアがあまり良くない人の特徴とは!?

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えーーマークさん!正気ですか??


 

昨日は午前中にサクッと仕事を切り上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレー。クラブハウスで着替えて10番ホールに行ってみたら、「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーがいらっしゃったので、3サムでティオフしてきました。

 

 

 

オンラインサロンのメンバー、Mさんはなんと短尺スチールドライバーの筆下ろし。スタートホールこそ慣れずにプッシュアウト気味の弾道でしたが、その後は安定したショットでフェアウェイキープ。マーク金井ももちろん、ドライバーは43インチの短尺スチールです。

 

 

 

11番のパー3(約130ヤード)ではドライバーのコントロールショットでグリーン右サイドのエッジに運び、そこからチッパーでアプローチ。しらない人がみたら、ティショットは地を這うような低い弾道、アプローチはパターみたいなクラブで転がし。その他のホールでも「ゴルフって球を低く打つことが求められる競技」だと思ってしまうようなプレーぶりを続けました。

 

 

 

ドライバーからアプローチまでマーク金井の弾道が低いですが、低く打とうと思ったり、低く打つようなことを意識してスイングすることもありません。ごくごく普通に打っているのですが、結果的に弾道が低くなっているだけです。

 

 

 

 

 では、なぜオートマチックに低い弾道が打ててしまうのか?

 

 

 

ロフトの少ないクラブを選択し、フルショットをしていないからです。

 

 

 

 

先ほども書きましたが、130ヤードの距離をドライバーで打ってますが、ドライバーのロフトは9.5度。9.5度のロフトで130ヤード(キャリーは約100ヤード)を打とうとすれば、テンプラのミスでもしない限り、誰が打ってもこれでもかってぐらい弾道が低くなります。

 

 

 

セカンドショットもしかり。例えば110~130ヤードぐらいだと7番アイアンを短く持ってコントロールショットを打ちます。100~110ヤードの時には、9番を短く持ってコントロールショットします。大きめのクラブを選択し、クラブを短く持って軽くスイングしている結果、同伴プレーヤーから見たら「低い球をうっているなぁ」と思われるのです。

 

 

 

ちなみにドライバーではフルショットした時も、弾道は低め。これは43インチとクラブが短いことと、ドライバーを手にしてもアイアン同様、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えるようにしているからです。

 

 

 

赤羽に限りませんが、マーク金井はどのクラブを手にしてもフルショットというのはほとんどやりません。9ホールプレーだと19~23ショットぐらい打ちますが、フルショットをするのは3回あるかないかです。

 

 

 

 

そして、フルショットよりもコントロールショットを増やすようにしたら、風が強い日でもスコアをまとめやすくなりましたし、風が吹かない日でもスコアメイクがやさしくなりました。

 

 

 

 

赤羽のように距離が短いコースではティショットを打った後は、100ヤード以内のコントロールショットの距離が残ることが多いからです。加えて、パー5の3打目とか距離の短いパー4では、セカンドは100ヤード以内。コントロールショットを打つ機会が多く、コントロールショットを上手く打てるほどにスコアが安定してくるからです。

 

 

 

かなり前置きが長くなりましたが、表題の答えはもうお分かりだと思います。

 

 

 

上手そうに見える人というのは、フルショットが本当に上手い。フルショットを打つと目を見張るようなショットを打ちます。その反面、コントロールショットがあまり上手くありません。加えて、微妙な距離感が要求される40~80ヤードの距離とかのショットもフルショットほど上手く打ててません。

 

 

 

 

コースに出ると、フルショットだけでは通用しません。ゴルフはボールを飛ばすことも大事ですが、それ以上大事なのは距離をコントロールすること。距離をコントロールするというのが上手い人、フルショットしない距離を上手く打てる人の方が、コースに出た時にいいスコアを出せる確率が高くなるのです。

 

 

 

 

大事なことなので繰り返します。スコアメイクに本当に必要なのはフルショットの精度よりもコントロールショットの精度です。そして、練習でもフルショットよりもコントロールショットに時間を割いている人の方が、ベストスコアを更新しやすくなります。

 

 

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