マーク金井blog

カテゴリー: コースマネジメント、ラウンドにて思う

2023年03月27日超私的な提案  雨の日にスコアを安定させるために本当に必要なスキルとは!?

 

お店じゃ教えてくれないシャフト選びのウソ・ホント


土曜日、日曜日とも夜明け前から雨が降り続いたからでしょう。赤羽ゴルフ倶楽部は、両日ともほぼ貸し切り状態で早朝プレーができました。フェアウェイは所々水たまりもあったりしましたが、グリーンの状態は非常に良くて転がにはまったく問題ありません。

 

 

 

 

加えて、傘とブリヂストンの高機能レインウエア「水神」のおかげで、ゴルフウエアはまったく濡れずにプレーができました。土曜日はグローブを2枚使いましたが、日曜日はグローブを取り替える前に9ホールを回り終えることができました。

 

 

 

 

2日連続の雨のプレーでしたがスコアは特に普段と変わりなく、土曜日、日曜日とも雨によるスコアの乱れはありません。プレー時間は晴れた日よりも5~10分ほど長くなりましたが、前に人がいなかったこともあってサクッと1時間30分前後でホールアウトしました。

 

 

 

 

さて、この雨の中でのプレー。

 

 

 

 

フェアウェイやラフが濡れているとザックリやダフりのミスが出やすくなるので、スコアメイクが少し難しくなります。加えて、乾いた芝に比べると、雨に濡れた芝からだと上手く捕らえても、少し飛距離が落ちてきます。

 

 

 

 

逆に言えば、ダフりに強いクラブを使うことと、飛ばない分だけ大きめのクラブで打つことを心がければ、雨が降っていても致命的にミスを減らせます。

 

 

 

 

そして、雨の中でスコアをまとめるコツは、、、、

 

 

 

 

スイングに支障が出づらいレインウエアを着用することと、レインウエアを着慣れることです。

 

 

 

 

レインウエアは防水性能も大事ですが、それと同じぐらい大事なのは着心地とスイングのしやすいさ。雨に濡れるのを防ぐために着ますが、スイングした時につっかかるのは好ましくありません。ちなみに、レインウエアは価格と性能(着心地)はリンクしています。

 

 

 

 

 

超私的には、ブリヂストンの「水神」がベストです。

 

 

 

 

 

そして、レインウエアは着慣れることも大事なポイント。目立つかも知れません、普段の練習でもたまにはレインウエアを着てボールを打って下さい。レインウエアを着てスイングすることに違和感がなくなれば、それだけで雨の日のミスショットを減らせます。

 

 

 

 

 ちなみにマーク金井の場合、晴れた日でもプレー中にほとんど素振りしません。

 

 

 

 

グリーンでもマークをしません。構えたらすぐに打ちます。このため、雨が降っていても雨に濡れる時間が一般的なアマチュアゴルファーの半分以下。雨に濡れる度合いが非常に少ないので、雨の影響を受けないでサクッとプレーでき、それがミスショットを増やさないことにもつながっているのではないかと思っています。

 

 

 

 

足し算ではなく引き算。

 

 

 

 

雨のゴルフでは傘も手放せませんが、傘を手放す時間が長いゴルファーとほど身体、グリップ、そしてクラブが濡れてしまいます。そして濡れる時間が長いほどに身体やスイングに好ましくない影響が出ます。

 

 

 

 

あわててプレーするのではなく、できるだけ無駄を省いてシンプルにプレーする。超私的にはボールの所にきたら、サクッと構えてサクッと打つ。天気に関係なく、これをやっている人の方が、雨の日もスコアが安定するのではないかと思います。

 

 

 

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2023年03月13日超私的な考察  ゴルフは思っていることの真逆が起こる、、、その理由とは!?

今回のヤングタイマーは?


ゴルフ業界の一大イベント「ジャパンゴルフフェア2023」が先週の金曜日、土曜日、そして日曜日に開催されました。マーク金井は3日間とも会場に足を運び、土日はリンクスのブースと、ブッシュネルゴルフのブースとでトークショー&じゃんけん大会を実施しました。

 

 

 

じゃんけん大会ではいくつもグッズを用意しましたが、そのひとつとして持参したのがこの本です。

 

 

 

 

あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉
SHINGO IZM(シンゴイズム)
片山晋呉&マーク金井著(マイナビ)

 

 

 

 

この本は片山晋呉プロの言葉をマーク金井が翻訳、解説した体裁になっており、ゴルフに関する核心をついた45の言葉がちりばめられています。今でもことあるごとに読み返し、読む度に新たな発見、新たな視野を得ています。

 

 

 

 

トークショーでもこの本の中にある語録を紹介させていただきました。

 

 

 

 

土曜日に紹介したのが、、、

 

 

 

 

 語録23
 ゴルフは思っていることの真逆が起こる

 

 

アマチュアゴルファーのみならず、片山プロでさえ「ゴルフは真逆のことが起きる」と考えているのです。例えば、右にいかたくないと思うほどに右へのミスが出やすいという風に、、、、

 

 

 

右を嫌がるほどに右へのミスが出るのは、クラブを振り抜く方向が少なからず影響しています。右に行かせたくない時ほど左に振り抜く度合いが強くなり、その結果、アウトサイド・イン軌道のカット打ちになるからです。

 

 

 

左を嫌がるほどに左のミスが出るのも同じです。左に行かせたくなほど左に振り抜けなくなり、その結果、インサイド・アウト軌道で球が捕まり過ぎるためです。

 

 

 

この現象は、ゴルファーが本能的にやってしまう動きなので、アマチュアはもちろんのことプロでも起こりがちなのです。

 

 

 

ゴルファーはボールを打ち出したい方向にクラブを振り出そうとする習性があります。
この習性を止めるのは容易ではありません。なのでマーク金井の場合、右に行かせたくない時ほど右にボールを打ち出すことを意識し、左に行かせたくない時ほど左にボールを打ち出すことを意識しています。

 

 

 

危険な方向にボールを打ち出すのは勇気が必要ですが、怖がらないでやりきれば真逆のミスをかなりの確率で減らせます。

 

 

 

 

ちなみに、ゴルフだけでなくスノボでも真逆のことがしょちゅう起こり、その典型が逆エッジです、、、(汗)

 

 

 

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2023年03月10日超私的な考察  ゴルフでは寒くても右手にグローブをしないのは何故なのか!?

今回のヤングタイマーは?


昨日はガーラ湯沢(新潟県)にて早朝スノボ。関東エリアだけでなく、新潟も気温が一気に上がっており朝8時の時点ですでに気温が10度近くありました。気温の上昇に伴いゲレンデコンディションも春ならでという感じで、半袖で滑りたくなるような陽気でした。

 


 

もちろん転んだ時の事を考えると半袖にはなれませんし、素手にもなりません。どんなに暖かくてもスノボウエアを着込み、そして両手にはグローブを着用します。

 

 

 

 

さて、このグローブ。

 

 

 

 

当たり前ですが、スノボやスキーでは両手にします。対して、ゴルフはどうでしょう。アマチュアの女性ゴルファーには両手着用の人もいますが、男性ゴルファー、そしてプロに関しては男女ともに両手にグローブをする人はまずいません。

 

 

 

 

右打ちの場合、グローブをはめているのは左手だけというのが当たり前になっています(もしくは素手)。

 

 

 

 

では、なぜゴルファーは右手にグローブをしないのか?

 

 

 

 

ゴルフは「左手だけグローブするのがきまりだから」と思っている人もいるみたいですが、そんな決まりはありません。両手にグローブしてもルール違反にはならないですし、もちろん素手でもOKです。

 

 

 

 

にも関わらず、大多数の男性ゴルファー、そしてプロは右手にグローブをしません。どんなに寒くても右手は素手です。ちなみにマーク金井の場合、寒い時は右手に手甲をはめますが、右手の平の部分は素手と同じです。

 

 

 

 

右手にグローブをしない理由、それは右手の指先の感覚、手の平の感覚を大事にしたいのからではないかと思っています。

 

 

 

 

グローブを着用するとグリップと手の間に介在物が入りますが、この介在物が邪魔だから右手に手袋をしない(したくない)のではないかと超私的に思います。

 

 

 

 

ゴルフスイングは手打ちは良くないとか、インパクトで手先が余計な動きをしない方が良いと言われてますが、もしも手先が本当になにもしなくていいのならば、右手にグローブをしてもいいはずです。にも関わらず、どんなに寒くても右手にグローブをしないということは、、、、利き手側の手や指先の微細な感覚をゴルファーが求めているかではないかと思っています。

 

 

 

 

手や腕を動力として使うのは好ましくありませんが、手や指先の感覚をまったく無視してスイングすることもできない。だから、右打ちのゴルファーは右手にグローブをしない(したくない)のでしょう。

 

 

 

 

ちなみにスノボも手や腕の動きが重要ですが、グローブは両手に必ずします。防寒のタメですが、加えて、ゴルフほどは手や指先の微細な感覚が求められないからだと思います。

 

 

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2023年03月08日超私的な考察  ドライバーに比べてショートアイアンでミスが多い人の共通点とは!?

マーク金井のヤングタイマーシリーズ


 

月曜日は久しぶりに栃木県下のゴルフ場、皆川城カントリークラブで18ホールプレーしてきました。ここをプレーするのは2度目で、最初にプレーしたのは今から30年ぐらい前のこと。ある競技会の予選でプレーしました。

 

 

 

10番ホールからのスタートし、出だしでラッキーなバーディー。前半はノーボギーでプレーを終えました。後半のアウトは出だしでセカンドショットをオーバーし、2メートルのパーパットを外してボギー。3ボギー、1バーディーでトータル1オーバー。スタート前に3オーバーを目標にしてたので、今回は楽に目標をクリアです。

 

 

 

○ーーーーーーーー 35
122222122 16

△ーーー○ー△ー△ 38
22221 222 17

 

 

 

ボギーが3つありますが、いずれもグリーンを狙うクラブはショートアイアンではありません。1番は185ヤードをUTで打ってグリーン右奥に外し、7番は160ヤードをドライバーで打ってグリーン奥のラフ、9番はフェアウェイバンカーから160ヤードを7番で打ってサブグリーンにオンという感じでボギーオンからの2パットでボギーでした。

 

 

 

 

逆に、125ヤード以下(9番以下)の距離はすべてグリーンを捕らえるか、グリーンエッジにボールを運べ、そこから2パット(もくしくは1パット)です。グリーンを捕らえたショットはすべてピンまで10ヤード以内でした。

 

 

 

 

ショートアイアンの精度が高いことが好スコアにつながっているのですが、これには理由があります。

 

 

 

 

結論から先に言うと、ショートアイアンでは絶対にフルショットしてません。

 

 

 

 

パターでフルショットしないのと同じで、ショートアイアンを手にした時はパターを打つ時のような感覚で打ってます。

 

 

 

 

例えば、残り100ヤードならば迷わずPW。PWでフルショットするキャリーが110ヤード出ますが、110ヤードを打つ事はまずしません。ショートアイアンをフルショットするためのクラブではないと位置付けているからです。超私的にはコントロールショットをした方が、ヘッドの入射角が安定し、なおかつスピン量も安定します。結果、前後のミスが出づらいからです。

 

 

 

 

対して、アマチュアゴルファーのスイングを観察すると、ショートアイアンやウエッジを手にしていてもフルショットをする人が多く見受けられます。そして、ショートアイアンやウエッジでドライバーを打つかのようにフルスイングしている人ほど、ショートアイアンの精度が悪いように見受けられます。

 

 

 

 

また、ショートアインやウエッジでミスが多い人を見ていると、クラブが持つ最大飛距離を前提にしてクラブを選択し、ショットに臨んでいます。誤解を恐れず言えば、ショートアイアン、ウエッジというクラブを持った時も、「ボールを遠くへ飛ばさないと気がすまない」という感覚でスイングしているのです。

 

 

 

 

パターで最大飛距離を打つゴルファーはいません。

 

 

 

 

打つべき距離が決まっているのですから、そんなことをする必要がないからです。超私的には、パターと同じように、ウエッジやショートアイアンも最大飛距離を打つためのクラブではないと思っています。そう考えるようになってから、練習ではフルショットよりもコントロールショットの時間を増やすようになり、コースでもコントロールショットを多用しています。

 

 

 

 

どんなクラブを手にしても飛距離が出た方がスコアメイクのアドバンテージが取れるわけではありません。特に、ショートアイアンとウエッジはフルショットしない方が、距離感、方向性が安定してくるクラブだと思っています。

 

 

 

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2023年03月01日超私的な考察  50年前のゴルフボールの値段は現在に換算すると1個1500~2000円です。

騙されたと思ってやってみてください


昨日は阿見ゴルフクラブ(茨城県)にて18ホールプレーしてきました。気温は15度を軽く超えていたので暖かかったのですが、スタートからホールアウトするまで強い風が吹きっぱなし。風速は常時5~8mで、時には10メートルぐらい吹きました。

 

 

阿見は初めてプレーするコースなので、スタート前に立てた目標は3つ。

 

 

 

 

 ・ボール1個でプレーすること
 ・ダボを叩かないこと
 ・目標スコアは80

 

 

 

 

風が強かったとは言え、この目標はスタートホールのティショットで目論見が外れました。1番ホールはやや右ドッグレッグで、右サイドはホールに隣り合うように池が配されています。風は左からのフォロー。短尺スチールで放ったティショットは狙いよりもやや右に飛び出し、そこから風に乗ってしまい池に打ち込みました。

 

 

 

 

YouTubeで「ボール一個」でプレーすることを推奨している人間が、1打目で早くもボールを紛失です。このまま帰ろうかと思いましたが、18ホールをプレーする仕事だったので、おまけでもう1球だけ使ってプレーを続行。3打目のショットはピン横2.5mについてくれ、なんとかパーでホールアウト。

 

 

 

 

その後は、数多く配された池、そして林やOBをとことん避けてプレー。1番ホールの3打目からはなんとかボール一個だけでホールアウトすることができました。

 

 

 

スコアに関しては12番ホールでボギーオンからの3パットでダボ。アウトは39で、インは43。トータルスコアも82とすべて目論見が外れてのラウンドです。

 

 

 

スコアをまとめられなかったよのは硬くて速いグリーンに対応できなかったことです。

 

 

 

下りのパットは止まりそうになってから数メートル転がります。上りのパットはカップまで届かないとき、逆戻りすることが2ホールあったのです。風の日はショットよりもパッティングの難易度が上がり、それに対応出来なかったことが悔やまれます。

 

 

 

マーク金井はブリヂストンのツアーBを使っていますが、このボールの1個のお値段は約500円(実勢価格)。対して、50年前のプロ使用球のボールの価格も約500円ほどでした。バブル時期には1個1000円なんてボールも市販されていましたが、プロ使用球に関しては、この50年間、値段はほとんど変っていません。

 

 

 

 

対して、サラリーマンの初任給や消費者物価はこの50年間で相当変っています。どちらも、この50年間で約3.5~4倍ほど値上がりました。換言すれば、50年前のプロ使用球のボールの値段を現在の価格に換算すると、、、

 

 

 

 1個1500~2000円

 

 

 

 

という感じになるのです。

 

 

 

 

そう考えると、今は本当にゴルフボールが安いです。ちなみにゴルフのプレーフィーも50年前は河川敷コースが5000~8000円。メンバーコースのプレーフィーは平日で15000円ほど。50年年前に比べると、ゴルフのプレー代金も現在の方がかなりリーズナブルです。

 

 

 

 

もしも今、ゴルフボールの値段が1個2000円になったらどうでしょう。

 

 

 

 

超私的にはボールの値段が500円よりは2000円ぐらいになった方が、ボールを無くさないように心がけるようになり、ドライバーで飛距離を求めることよりも、OBや池、林に打ち込むのを避けるようになるのではないかと思います。ひいては、ゴルフは飛距離よりも方向性を重視するプレーヤーが増えそうな気がします。

 

 

 

 

ゴルフボールは消耗品なので価格はリーズナブルな方が好ましいですが、プレーの質を高めるという側面から考えると、ボールの値段が安いというのはメリットばかりではないのです。

 

 

 

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