マーク金井blog

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2024年06月14日超私的な考察  フェアウェイウッドをやさしく打つために必要なこととは!?

 

 

火曜日、水曜日、木曜日と赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。朝4時に起きるのにすっかり慣れてきたこともあって、早起きしない日の方が違和感があったりします。

 

 

 

その違和感を取り除くべく、早朝ゴルフに行かない日はゴルフに行かない分だけ街中を歩いてますが、歩いている最中にはいろんな事が頭に浮かびます。先ほどまではゴルフ雑誌から依頼があった180ヤードに適したクラブについて考えており、担当のYさんからはFWとUTでクラブを選ぶようにと依頼を受けました。

 

 

 

できるだけ新製品を入れて欲しいとのことでしたが、FWに関しては、、、、

 

 

ヤングタイマーであるテーラーメイドのRBZステージ2。

 

 

 

2013年に発売されたFWですが、超私的にはこれを一押ししました。現在のエースFWであるということもありますが、ヘッドサイズが大きすぎず、小さすぎずでgoodです。

 

 

加えて、ソール全部に入っているスリットのおかげで打点が多少上下にズレても弾道、飛距離が安定しているのが魅力。FWになにを求めるかは個人差があると思いますが、構えた時の安心感、そして弾道安定性は今でも他に類を見ません。

 

 

 

では、このRBZステージ2を手に入れれば、誰でも即座にFWが上手く打てるかと聞かれたら、、、、残念ながら答えはノーです。

 

 

 

FWを上手く打つにはそれなりのスキル(技術)が必要ですし、何よりもFWを上手く打つにはそれなりの心構えが必要です。

 

 

FWを打つスキルについてはYouTube動画「マーク金井のオルタナゴルフ」にて説明してますのでここでは割愛しますが、心構えで大事なことは2つ。

 

 

 

ひとつは距離を欲張らない(求めない)こと。

 

 

 

FWはドライバーの次に遠くに飛ばせるクラブという位置づけもあって、FWが苦手な人ほど遠くに飛ばそうとしています。これがミスの原因になっているわけで、例えば、5Wで150ヤードというイメージを持つだけでかなりのミスを減らせます。

 

 

 

もうひとつは球を上げようとしないこと。

 

 

 

FWはドライバーの次にロフトが少ないクラブです。5Wでもロフトは18~19度。7番アイアンよりもロフトがかなり少ないわけですから物理的にはボールが上がりづらいわけです。にもかかわらずボールを上げようとすればするほど、すくい打つことになってミスが出やすくなります。FWを手にした時、ロフトが少ないことを自覚し、低いライナー弾道をイメージするだけでスイングがゆがみづらくなってミスを減らせます。

 

 

 

FWは飛ぶ(飛ばせる)クラブという思い込みがあるほど、ボールを上げようとするほどに打つのが難しくなり、かつミスが出やすくなります。逆に言えば、FWを上手く打つコツは、飛距離を求めないこと、低い弾道をイメージすることです。

 

 

 

ちなみにマーク金井の場合、5Wを手にした時はキャリー150~170ヤード、自分の背丈ぐらいの低い弾道をイメージしてショットに望んでいます。

 

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2024年06月12日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話49 「リプレイスなのか?オルタナティブか?」

新製品の発売が一段落したからでしょうか。ドライバーの「短尺化」など通常ならばマニアックだと言われるクラブのことが、SNSなどで急に話題になっているようです。ここへ来て、マーク金井のヤングタイマー関連動画も益々脚光を浴びているのではないでしょうか(笑)

 

 

 

ドライバーの「短尺化」を考える時、最も重要になるのが、これはそもそも「オルタナティブ」な提案だということ。最高の飛距離性能を求めて進化を続けてきた、最新ドライバーとは「別」の目的で考えられたティショットギアのカタチ(仕様)。それがビバ!短尺ドライバーであり、その用途で使うのにオススメなヘッドが「ヤングタイマー」モデルなのです。

 

 

 

整理をします。
①とにかく1ヤードでも遠くに、真っ直ぐに飛ばしたい!/最新大型長尺ドライバー
②170ヤードキャリーすればいい。とにかくフェアウェイを外したくない!/ビバ!短尺ドライバー
③大型ヘッドは苦手。でもできるだけ遠くには飛ばしたい!/最新ミニドライバー
④ドライバーだけが他のクラブとかけ離れた存在になっている状態を正したい!/最新軽量ヘッド&短尺シリーズ

 

 

 

長さは違いますが①と③は目的が同じです。

 

 

 

②と④は長さ的には似たようなものになりますが、目的は別になります。長尺 vs 短尺 という単純な構図ではないのです。大事なのは自分がどうしたいのか? やりたいことが違うから、違う道具が必要になるという考え方を持つことです。

 

 

 

東名高速を御殿場方面に向かって走っている時、右ルートにしようか左ルートに行こうかと迷うことがあります。それは上記クラブの①にしようか③にしてみようかと悩むのと同じこと。どちらを選べばより早く目的地に着くのか?ということです。この2つはリプレイス(代替案)的な選択肢になります。

 

 

 

一方、オルタナティブとは、、、

 

 

 

この選択をすれば御殿場ではなく、八王子や箱根に向かってしまう。終着地が全く違ってしまうような「別の道」なのです。

 

 

 

なぜ、この長さなのか、このヘッド体積なのか、このヘッド重量なのか、シャフトの重さなのか、このロフト角なのか? その組み合わせは「目的」によって違ってきます。

 

 

どうぞスペックに注目するのではなく、それぞれのクラブが「何を目的に」開発・考案された道具であるのか? そこに興味を持っていただきコンセプトに共感して「試して」もらいたいと思います。御殿場に行くはずだったのに、箱根に着いてしまってもマーク金井に責任はありません。

(書き手/高梨祥明)

 

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2024年06月11日超私的な考察  やさしいボギーを取るのは、、、決してやさしくありません!!

 

今日も今日とて朝4時に起きて、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレーに行ってきました。今朝は4サムでのプレーでしたが前が空いていたこともあって、サクッと1時間30分ほどでホールアウトすることができました。

 

 

 

ゴルフクラブの専門家、そしてゴルフメディアの専門家とのプレーだったということもあって、ショットの合間はゴルフ談義で盛り上がり、ショットはいつも以上に時間をかけないでサクッと打ちました。それが功を奏したこともあって、ティショットはすべてフェアウェイキープ。セカンド以降もミスらしいミスがひとつもなかったです。

 

 

 

さて、今回は昨日の続きです。

 

 

月曜にアップしたYouTube動画、素人のゴルフ、コース攻略編「やさしいボギーを取る」は予想に反して多くの視聴をいただいております。内容としてはきわめて地味なので、「多くの人はスルーするだろう」という予想は見事に外れました。

 

 

 

コメントもいくつかいただきましたが、そのひとつに、、、、

 

 

 

「やさしいボギーを取るって言ってけど、ボギーオン率100%、ロングパットは打たない、パターはタップインまで寄せる、どこがやさしいの?」

 

 

 

と。

 

 

 

まさしくこの投稿者のコメントは内容の意図を汲んだものです。この動画では「やさしいボギーを取る」方法について具体的に説明していますが、、、、

 

 

 

やさしいボギーを取る=ボギーを取るのはやさしい

 

 

 

なんてことは一言も言ってません。別言すれば、やさしいボギーというのは、決してやさしくないことを、、、、これでもかってぐらい具体的に語っているのです。

 

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

 

 やさしいボギーを取るというのは、決してやさしくありません。

 

 

 

「やさしい」という言葉が勘違いを生んでいるのかも知れませんが、やさしくボギーを取るにはそれなりのショット力、コースマネジメント力が求められるのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

パーだけでなく、ボギーの確率を上げるのにもそれなりのスキル(技術)が必要です。どんなスキルかは前回のブログで詳しく書きました。興味ある方は、読んでいただけると幸いです。

 

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2024年06月09日超私的な考察  アマチュアがスコアメイクに本当に必要なこととは!?

 

 

昨日は千葉市民ゴルフ場にて9ホールプレー。アナライズセミナー受講者とのラウンドで、3名のアマチュアゴルファーとご一緒させていただきました。

 

 

 

マーク金井がプレーする時に心がけていることをざっと上げると、、、

 

 

 

・ティショットは飛ばさない
・セカンドショットはピンを狙わない
・アプローチではできるだけSWを使わない
・バンカーにボールを入れない
・2メートル以上のパットは2パット狙い
・ボギーオン率は100%
・グリーンオーバーしない

 

 

 

昨日はこれらをすべてクリアしたおかげで、スタッツはこんな感じでした

 

 

 

ーーーーーーーーー  35
222222212  17

 

 

 

千葉市民は距離が短いこともあってティショットが200ヤードも飛べば、セカンドは150ヤード以上残ることはありません。すべてのホールともボギーオンを狙った結果、9ホー

ル中、8ホールはパーオン。1ホールは手前の花道でした。

 

 

 

このスタッツでは分かりませんが、すべてのホールともボギーを担保してます。

 

 

 

ボギーを担保しながらパーが9つ取れました。別言すれば、パーパットの距離は一番長いのが1.5メートル。それ以外はすべて30センチ以内です。バーディパットを1メートルショートしたり、2メートルオーバーというはありません。

 

 

 

千葉市民は距離が短いのでボギーオン狙いでも結果的にパーオンしたホールが多かったですが、プレーが安定していたのには2つの理由があります。

 

 

 

ひとつはティショットはすべてフェアウェイキープ
セカンドで致命的なミスはゼロ

 

 

 

ナイスショットが多かったと言うよりはミスショットがなかったこと、そしてティショット、セカンドショットともトラブルになりそうな場所にボールを運ばなかったことです。

 

 

 

別言すれば、スコアメイクのコツというはナイスショットを増やすことではなく、致命的なミスを打たないこと。ボールを遠くに飛ばすことよりも、狙った場所に確実にボールを運ぶこと。そして、超私的なことを言わせていただくと、致命的なミスショットを1発も打たないでボギーオンできるようになることです。

 

 

 

致命的なミスショットを打ち、ミスの後にリカバリーが上手くいってボギーオンするのと、致命的なミスを1発も打たないでボギーオンするのは似ているようでまったく違います。難易度の高いショットを打ってボギーオンするのと、難易度の高いショットを1発も打たないでボギーオンするのもまったく違います。

 

 

 

スコアメイクのコツ(極意)はいかにボギーを担保しつつパーを狙えるゴルフをすることです。そしてボギーパットの距離が30センチ以内になってくれば、おのずと1ホールで大叩きしなくなり、おのずとパーの数も増えてきます。

 

 

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2024年06月04日超私的な考察  これから先、ゴルフ雑誌が生き残る手立てはあるのだろうか、、、

 

昨日、ゴルフダイジェスト社から一通の封書が届きました。前々から予想はしていたのですが、隔月(時に季刊)発行の「Choice」が4月1日発売号を持って休刊のお知らせでした。

 

 

「Choice」が発刊されたのは1980年。当時、マーク金井は大学生でゴルフ同好会のメンバーでした。当時はゴルフ雑誌が数多く発刊されており、週刊だけでもゴルフダイジェスト、パーゴルフ、そしてアサヒゴルフと3つ出てました。うっすらとした記憶ですが、その当時、もっとも熱心に目を通していたのは週刊アサヒゴルフでした。

 

「Choice」に関しては真剣に読み出したのは1985年ぐらいから。手元に残っている一番古いのは通巻25号からで、それ以降はほぼすべて手元にあります。本棚のかなりの部分を「Choice」のバックナンバーが占めています。

 

 

ゴルフ雑誌が休刊されるというのは残念ですが、雑誌を読む人が劇的に減っている現状を考えると、これからさらにゴルフ雑誌が減ることが予想されます。スマホの普及により雑誌を読む人が減っているのに加え、雑誌存続の基盤となる広告収入も激減しているからです。

 

 

 

これから先、ゴルフ雑誌の休刊に歯止めをかける方法はあるのかと聞かれたら、、、、今の販売方法では厳しいでしょう。印刷、流通コストがかかりますし、なによりも紙媒体を読もうとする人は減ることはあっても増えることはないからです。

 

 

逆に言えば、ゴルフ雑誌が生き残る方法があるとすれば、、、、

 

 

 

紙媒体にこだわるのではなく、上質なコンテンツにこだわることではないかと超私的に思っています。

 

 

「Choice」を引き合いに出すまでもありませんが、ゴルフ雑誌の生命線はコンテンツです。別言すれば、お金を出してでも手に入れたいコンテンツが提供できれば、ゴルフ雑誌は生き残ることができると思います。

 

 

YouTubeもそうですが、ゴルフに関するコンテンツは世の中に溢れています。溢れすぎてどれを取捨選択すれば良いのか困っているゴルファーも数多くいます。

 

 

かつては情報が少なくてゴルフ雑誌が貴重な情報源になっていましたが、今は、情報が多過ぎて迷路を彷徨うゴルファーが多い。そんなゴルファーの羅針盤となって質の高いコンテンツを提供することがゴルフ雑誌の生き残る道ではないかと思います。

 

 

インターネット、そしてスマホが普及したことで誰もが簡単に情報にアクセスできるようになりましたが、アクセスできる情報は玉石混交です。どの情報が自分にとって本当に必要なのかを見定めることが難しいことを考えると、ゴルファーの羅針盤となり得るのがゴルフ雑誌ではないかと超私的に思います。

 

 

ゴルフ雑誌を存続させるために本当に必要なのは、ゴルフ業界に精通したプロフェッショナルな人材です。プロ目線でコンテンツを精査する能力、そして誰にアクセスすれば誰もかなわない良質なコンテンツを作り上げられるかを知っている能力を持つ人間が必要不可欠です。

 

 

果たして、そんな人間がゴルフ業界にいるのかどうか定かではありませんが、いないとするならばゴルフ雑誌の存続はきわめて厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 

 

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ゴルフだけでなく、ゴルフ以外の時も重宝してます。