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2024年04月09日超私的な考察 やさしいはずのFWを苦手にしている人の共通点とは!?
先週末の土曜日は、赤羽早朝ラウンドからのオンラインマーク塾の座学。日曜日は神田のスタジオにてアナライズセミナーを実施しました。今回のセミナーはFWセミナーと100ヤードセミナー。
FWセミナーではなぜやさしいはずのFWが上手く打てないのかをレクチャーし、上手く打てるかどうかを見極めるドリルを紹介しました。100ヤードセミナーでは、なぜにアマチュアは100ヤードから上手く打てないのかをレクチャーし、100ヤードから確実に打てるショットにのメカニズムについて指導しました。
さて、このFWと100ヤードのショット。
どちらが難易度が高いかと聞かれたら、多くのアマチュアゴルファーはFWの方が難しいと答えます。100ヤードは打てても、FWはちゃんと打てない人の方が圧倒的に多いです。もちろん、アマチュアゴルファーの中には100ヤードよりもFWの方がやさしいと答える人もいるとは思いますが、その数はほんのわずかでしょう。
では、なぜ100ヤードを打つよりもFWを打つ方が難しいのか?
FWが上手く打てない理由はいくつかありますが、FWを苦手にしている人には共通したスイング中のエラー(問題点)があります。
それは、クラブを動かす(動かされる)ベクトルが間違っていることです。
ベクトルは矢印(→)で表され、矢印の向きは力の方向、矢印の長さは速度(力の大きさ)を表してます。ゴルフスイングは3次元の円運動ですが、ヘッドが動くベクトルをおおざっぱに分けると垂直方向(上下方向)と、水平方向(左右方向)とがあり、この2つのベクトルが合成されています。
FWを上手く打てない(苦手にしている)人の場合、ダウンスイング後半からインパクト直前にてヘッドは垂直方向に動いています。ゴルフ用語的に説明すると、インサイドが側にヘッドが垂れたり、ヘッドの入射角が鋭角になっているためにボールを上手くとらえることができていません。
ダウンスイング後半でヘッドが垂直方向(上下方向)に動いているかどうかは、中々自覚できませんが、あるドリルをやると簡単にチェックできます。
それは膝立ち打ちです。
膝立ち打ちは50年以上前からある古典的なドリルですし、少し前には、タイガー・ウッズもSNSで披露してました。
マーク金井も50年前(中学生の頃)に、プロから教わりましたが、ジュニア時代はまったくもって上手く打てませんでした。もちろん、その頃はFWはからっきし苦手なのは言うまでもありません。
膝立ち打ちは古典的なドリルでありますが、実は、ヘッドが動くベクトルがどうなっているのかが如実に分かるドリルです。加えて、膝立ち打ちを正しく打てるようになると、FWとバンカーショットが飛躍的に上手く打てるようになってきます。
最近は最新機器期を使って動画分析でレッスンするのが主流です。超私的に思うのは動画分析は結果を後追いするのには役立ちますが、ゴルファーがどのようにクラブに力をかけているのか、クラブをどのベクトルで動かしているのか(動かされているのか)を分析するのはまだまだ苦手なような気がします。
膝立ちで上手く打ててもFWが上手くうてる保証は100%ありませんが、少なくとも、膝立ちでボールを上手く捕らえることができない人は、いくら練習してもFWが得意クラブにはならないでしょう、、、、。
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膝立ち打ちについては近々、YouTubeにて解説動画をアップ致します。
長らく欠品がつづいておりましたmmアイアン、mmウエッジ、販売を再開致しました。短尺スチールにつきましては、もう少ししましたら再販を開始致します。
mmアイアンはこちから購入できます。
http://www.analyze2005.com/store/?p=11559
2024年04月05日超私的な提案 草ゴルフ(素人のゴルフ)が目指すスコアはパーではなくてボギーです。
月曜日、火曜日、水曜日、そして今日、金曜日も日の出前に赤羽ゴルフ倶楽部にてスタートホールのティショットを打ってきました。
月曜日と水曜日はツーサム、火曜日と金曜日はお一人様でのラウンドでしたが、いずれもプレー時間は1時間ちょっと。キャディバックにクラブを7本だけ入れ、担ぎセルフでの歩きプレーは、朝の散歩という感じでサクサクと歩きながらホールを重ねていけます。
対して、今どきの日本のゴルフは乗用カートを利用し、キャディバッグには14本のクラブを放り込むのが当たり前。それを考えると、マーク金井が日頃やっているのプレースタイルはかなりオルタナ(オルタナティブ)。乗用カートを利用するゴルフはショットを打つことがメインなのに対して、マーク金井のゴルフは歩くことがメインだからです。
さて、このキャディバッグを担いでサクッと9ホールを歩くゴルフ。
前回の投稿で、草ゴルフ(素人のゴルフ)というのを提唱させていただきましたが、まさしく草ゴルフで一番欠かせないことは歩きながらプレーすること。そして、できるだけ少ない本数でプレーすることです。別言すれば、プロの大会のようにキャディさんを従えてプレーするのでもなく、乗用カートに乗って歩くのを減らしてプレーするのでもなく、歩きながらショットをつないでいくことです。
9ホール歩けば、おおよそ8000歩ほどになります。
1日1万歩歩くことが体に良いと言われていることを考えると、まさにゴルフはうってつけです。加えて、サクッと9ホールプレーならば2時間弱でサクッとプレーを終えることができます。ゴルフが1日仕事でなくなれば、それだけでも、ゴルフが身近になります。
もちろん、プレーをするわけですからスコアを度外視するのはもったいないです。草ゴルフはプロを目指すわけではありませんが、それなりにスコアにもこだわりたいと超私的に思っています。
プロはパーが基準でプレーしていることを考えれば、草ゴルフの基準スコアはボギー。
いかにボギーを簡単に取っていくか(ダボを打たないか)というのを考えてプレーし、パーが取れたらラッキーという感じになりたいです。プロがアンダーパーのスコアを目指すならば、草ゴルフではアンダーボギーのスコアを目指す。
ヤーデージもしかりでプロが7200ヤード以上でプレーしていることを考えると、草ゴルフの距離は男性だと5800~6200ヤードぐらい。いわゆる白ティからのプレーがちょうど良いかと思ってます。
ざっと草ゴルフをまとめると、、、
プレーは9ホール
クラブは7本前後
歩いてプレー(担ぎセルフ、もしくは手引きカート使用)
ティは白ティ(2900~3100ヤード)、女性は赤ティ(2400~2600ヤード)
基準スコアはボギー
ハーフ36がスコアの頂点(ハーフ45が基準)
こんな感じのゴルフが広まっていけば、老若男女がサクッと楽しめ、なおかつゴルフの裾野広がるのではないかと思っています。
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2024年04月02日超私的な提案 ゴルフの裾野を広げるのに必要なのは○○ゴルフです!!
4月に入って一気に気温が上がり、ここ神田も桜が開花。日の出の時間も日々早くなり、今日は朝5時10分にスタートホールのティショットを打ちました。
赤羽ゴルフ倶楽部の早朝薄暮9ホールに通うようになって10年以上が経過していますが、未だ飽きることはありません。
というよりは、数年前に糖尿病を発症して以来、毎日2万歩歩くようになってからは、赤羽でプレーする頻度が増えています。特に、今年は少雪なこともあって、冬場も週3~4回ペースで通っています。
赤羽の魅力はいくつもありますが、一番気に入っているのはサクッと手軽にプレーできることでしょう。23区内にあって、なおかつ駅から徒歩10分弱。荒川河川敷のコースはキャディバッグを担いでプレーするのに適していますし、早朝、薄暮は9ホール単位でプレーできます。コースメンテナンスも行き届いてるので、まさに「歩くゴルフ」を満喫できます。
赤羽は河川敷にホールがレイアウトされてますが、河川敷には野球のグラウンドも多数あります。赤羽の5番ホールの右側にもグラウンドがあって、そこでは少年野球や草野球に勤しむ人の声がしょっちゅう聞こえてきます。
さて、草野球という言葉は何十年も前から定着してます。草サッカーや草テニスという言葉もありますが、草(くさ)ゴルフというのは私が知る限りでは聞いたことがありません、、、。
というよりは、スマホで草ゴルフを検索すると、グランドゴルフが表示されるだけです(グランドゴルフはゴルフとは違う、クラブ、ボールを用い、ゴルフとは違うコースでプレーする競技です)。
なぜに草野球はあるのに草ゴルフという言葉がないでしょうか?
草○○というのを検索すると、、、、、
草と本格的でない物、アマチュアの意味、素人という意味というのが一般的な解釈みたいです。それを考えると、ゴルフ普及に本当に必要なのは、ジュニアゴルファーを増やすこともながら、草ゴルフを普及させ、草ゴルフに興味を持つ大人を増やすことではないかと超私的に思います。
説明するまでもありませんが、草野球をしている人はプロを目指すのが目的はありません。野球そのものを楽しんでいるはず。ならば、ゴルフも草ゴルフが普及した方が、ゴルフそのものを楽しめるような気がしてなりません。
そして、草ゴルフを別な言い方に置き換えれば素人のゴルフです。
素人には素人なりの楽しみ方があり、それをプロのゴルフを真似ることとは一線を画するように思います。もちろん、スコアアップを蔑ろにするのではなく、素人なりにスコアが良くなる方法を模索し、それを実践することです。
スコアは二の次というゴルフを否定するつもりは毛頭ありませんが、素人だからスコアはまったく気にしないというのももったいないように思っています。なので、草ゴルフではプロとは違う、ゴールを定めてスコアアップを目指すのが良いと思っています。
次回は、草ゴルフが目指すゴール(目標スコア)について書きます。
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2024年03月26日超私的な考察 今どきのドライバーと50年前のドライバーとの決定的な違いとは!?
3月も残すところ数日となり、今週は国内男子ツアーが開幕、そしてプロ野球も金曜日に開幕戦が開催。昨年、2度目の日本シリーズを制した阪神は、東京ドームにて巨人と戦います。幸いなことに東京ドームは神田から歩いて行ける場所にあるので、マーク金井は徒歩にて向かうつもりです。
毎日2万歩歩くようになって5年を迎えますが、2万歩が日課になってからゴルフに行く回数が増えました。例年、冬場はゴルフよりもスノボに行く回数の方が多いのですが、今シーズンは雪が少ないこともあって、冬場も週に3~4回のペースでゴルフ場で歩いてます。
年々、ゴルフ場に行く頻度が上がっていますが、反面、ゴルフクラブを衝動買いする頻度は下がっています。今年に入っては、まだドライバーの新製品は1本も購入至ってません。今のところ、衝動買いしたくなるドライバーが見当たらないからです。別言すれば、衝動買いしたいドライバーが出てくれば、すぐにでも手に入れたいと思ってます。
では、どんなドライバーが登場したら衝動買いしたくなるのか?
超私的に衝動買いしたくなるドライバーとは、50年前に発売されていたドライバーと同じコンセプトのドライバーです。
50年前のドライバーと言えば木製パーシモンですが、木製が欲しい訳ではありません。50年前に作られた人気ドライバーと同じコンセプトのドライバーが欲しいのです。
具体的に言うと、、、
アドレスしやすいすっきりした形状
シンプルなデザイン
アドレスした時に弾道がイメージしやすい
他のクラブとのつながりが良いヘッド体積
他のクラブとのつながりが良い長さ
他のクラブとのつながりが良い重さ
誤解を恐れずに言うと、今どきのドライバーは飛距離性能に特化するあまり、他のクラブとのつながりを無視した作られ方がなされてます。超私的には、これがどうも苦手なんです。対して、50年前のドライバーはほぼ例外なく他のクラブとのつながりを意識したモノ作りがなされているのです。
ゴルフはドライバーだけでプレーする訳ではありません。
ドライバーだけが特殊なクラブになってしまうと、超私的には他のクラブとの折り合いが悪くなるのではないかと思っています。
マーク金井がヤングタイマーなドライバーを使うのは懐古趣味ではありません。ヤングタイマーなドライバーの方が他のクラブとのつながりが良いと思っているからです。
ゴルフは確率のゲームです。
キャディバッグに入っているクラブを上手く使いこなすには、ドライバーからパターに至るまで、一連の流れがあった方がプレーしやすく、スコアメイクもしやすいのではないかと思っています。プレーの頻度が増すほどに、それを強く感じる今日この頃です。
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2024年03月21日超私的な提案 なぜにアイスホッケーのスティックはスイング作りに役立つのか!?
火曜日は小田原城カントリー倶楽部にて18ホール、水曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレーしてきました。小田原城をプレーするのは3回目ですが、一番、楽しみなのが名物6番ホール(パー5)。
ティグラウンドの標高は809.9メートル。眼下に相模湾を見渡すことができる絶景ホールで、セカンドショットからは相模湾に向かっての豪快な打ち下ろし。普段プレーしている赤羽では絶対に経験できないエキサイティングなホールです。
小田原城でも赤羽同様、ティショットでは短尺スチールドライバーを多用しましたが、最近、神田のスタジオで多用しているのがアイスホッケーのスティックです。
アイスホッケーのスティックの形状はゴルフクラブと同じく、打球面がシャフトの延長線から外れた位置にあり、重心距離があります。そして、長さはゴルフクラブ(ドライバー)よりもはるかに長くなっています。実は、この2つの特徴がスイング作りに役立つのです。
詳しくは、YouTube「マーク金井のオルタナゴルフ」にて解説してますが、このアイスホッケーのスティックを振ると、ハンドファーストをキープしたまま振り抜く感覚、そして、下半身のリードでスティック(クラブ)を丸く振る感覚を養えるのです。
ゴルフスイングの答えはひとつではありませんが、ダウンスイングからフォローにかけてはフラットな軌道で振った方が、フェースの向きが安定します。インパクトゾーンではフェースがスクエアの状態を維持しやすくなって、ボールの打ち出し方向が安定させやすくなるのです。
アイスホッケーのスティックは長いので、無意識の内にスティック(クラブ)を縦ではなくて横に振ろうとします。縦に振ったら、スティックを上手く振り抜けないし、ダフりやすくなるのも直感的に分かってくるのです。
ゴルフクラブを振るだけが練習ではありません。
クラブを丸く振る感覚、ハンドファーストでインパクトを迎える感覚を養うのには、今のところ、、、、アイスホッケーのスティックに勝るモノはないでしょう。
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