カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法
2016年08月01日超私的な提案、スライスを矯正するのに一番確実、一番簡単な方法とは!?
昨日の日曜日は、アナライズのセミナーデー。前半はゴルフの竪琴セミナー。30分の休憩を挟んで後半はシャットフェースセミナーを実施。竪琴セミナーでは、パットのショットの違いを説明した後、インパクトの形、そして左右の手と腕の使い方をレクチャーしました。ショットとパットは似ているようでまったく違います。ゴルフの竪琴を使うと、両手が3次元的に離れ、アドレスした時から両腕の長さが異なります。この両腕の長さを入れ替えるコツについてじっくり説明しました。
後半のシャットフェースセミナーにおいては、テークバック、トップでフェースを開かない(閉じる)方法をじっくりレクチャー。シャットフェースでもボールが引っかかる受講者には、引っかかってしまう理由と、引っかけない(左に行かない)練習法についてもじっくり説明しました。シャットフェースとはトップでフェースが空を指した状態(クローズな状態)のことですが、今どきの大型ヘッドは、フェースをシャットに使った方が、ボールの捕まりが良くなりますし、弾道もコントロールしやすくなってきます。
さて、このシャットフェース。
トップでフェースがシャット(閉じて)いると、インパクトでもフェースが開きづらくなる分だけ球の捕まりが良くなります。スライスに悩んでいる人の多くはインパクトでフェースが開いていますが、その多くはトップでオープンフェースになっています。トップからインパクトまではコンマ数秒しかありません。アマチュアの場合、
トップのフェース向き≒インパクトの時のフェース向き
なので、トップでフェースをシャットな状態にしておいた方が、インパクトでもフェースがシャットな状態になりやすい分だけ捕まりが良くなり、ドロー系の弾道が打ちやすくなるのです。シャットフェースセミナーでは、巨大なアイアンヘッドでスポンジボールを打ってもらいますが、オープンフェースだとまずボールは右に飛びだします。どんなに手を返しても間に合いません。他方、わざとシャットフェースなトップから打ってもらうと、ストレートに近い弾道(捕まりのいい弾道)が簡単に打てます。
スライサーの多くはトップで開いたフェースをインパクトで閉じようとしますが、これはあまり得策ではありません。フェースを閉じようとする意識が強くなるほど、ダウンスイングの前半で手首のコックがほどけますし、右手を使い過ぎることになってヘッドの軌道がアウトサイド・インになる度合いが強くなるからです。また、今どきの大型ヘッドは重心距離が長いため、トップでフェースを開いてしまうと、ダウンスイングでフェースを閉じようとしても間に合わなくなるのです。
ですので、もしも本当にスライスを矯正したいのであれば、テークバック、そしてトップでフェースをシャットな状態にすることをお勧めします。フェースを開いて上げる癖がついている人の場合、相当違和感が生じる動き(動作)をしないとシャットフェースになりませんが、トップでシャットフェースがちゃんと作れるとかなりの高い確率でスライスと決別できます。
アナライズではシャットフェースを覚えるための練習器具として、シャットくんという練習器具があります。これのバックフェースにはボールが乗っかる穴があいてますが、テークバックでは、バックフェースにボールが乗るぐらいフェースを下に向けます。これで半分完了。後は、今年の全米オープンを制した、ダスティン・ジョンソンのように左手首を手の平側に折り曲げながら、フェースを空に向けていく。トップでフェースが空を向けば、シャットフェースが完成します。言葉では分かりづらいので、シャットくんにはシャットフェースの作り方のDVDが付いてます。
FBでは何度もシェアしていますが、ジュニアゴルファーのスイングを観ていると、ほとんどがトップでフェースが空を向いています(シャットフェースです)。オープンフェースになっているジュニアゴルファーはほとんどいません。シャットフェースにした方が、球が捕まるし、距離も出ることをジュニア達は無意識の内に理解しているのです。
シャットフェースが作れるようになると、インパクトでフェースが開きづらくなって球の捕まりが確実に良くなります。また、捕まり過ぎて左へのミスも出やすくなります。だからでしょう。シャットフェースは「引っかかるから良くない」と思っている人も少なからずいます。しかし、これも間違った常識です。ダスティン・ジョンソンはトップの位置でフェースが空を差し、左手首はこれでもかってぐらい手の平側に折れ曲がっています。今までのゴルフの常識だと、ここまでシャットフェースだと、「捕まり過ぎる」「強いドローしか打てない」と言われてましたが、ダスティはドローだけでなく、フェードも実に上手く打っています。今年の全米オープンでもドライバーでスライス系の弾道を上手く打っていました。
シャットフェースだと引っかかる人の場合、ダウンスイングの軌道に問題があります。必要以上にインサイドから下ろすと(シャフトが寝すぎていると)、インパクトでフェースが被る度合いが強くなって、左へのミスが出ます。逆に言うと、ダウンスイングがオンプレーンになっていれば、シャットフェースになっていても、捕まり過ぎたり、左へのミスは出ません。ストレート弾道も打てますし、ダスティンのようにフェード弾道も打つことが可能です。
ダウンでシャフトが寝ているかどうかは、ひざ立ちドリルで簡単にチェックできます。シャフトセミナーでも必ずやりますが、これでボールのかなり手前をダフってしまう人は、ダウンでシャフトが寝すぎています。これでは、引っかけのミスは出るべくして出ます。ひざ立ち打ちでも、手前をダフらないように打てるようになると、シャフトが寝過ぎたり、下から煽るような軌道になりません。ひざ立ちでボールをクリーンに打てるようになると、ダウンスイングのプレーンは良くなって、シャットフェースであっても捕まり過ぎない、軽いドロー弾道が打てるようになるのです~。
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2016年07月27日超私的な提案、100y以内の距離感を磨くために本当にやるべき事とは!?
毎週火曜日はGDO試打インプレッション更新日。今回はコブラの最新ドライバーをじっくりレポートしています。そして、火曜日の夜はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日。ゲストはUSTマミヤの植木さんと、シャフトマイスターの浅谷さん。新しいアッタスパンチのこと、そしてクラブセッティングについてじっくり話を伺いました。加えて、ダブルゲストでキープペダリングのトンプソン智子さんにも出演いただき、今年の全英オープンについて、そしてニューカレドニアのゴルフの魅力について話を伺うことができました。
ラジオは生放送で90分間。音楽をかけることはめったになく、最初から最後まで喋りっぱなしです。生放送は何が飛び出すか分らないのが面白いですが、同時に、アドリブ力が求められます。「こうすればこうなる」という考え方は一切通用しません。場面場面で正解が異なります。杓子定規な話をしているだけでは、ゲストとの話は盛り上がらないし、聴いているリスナーにも、生放送のライブ感は伝わりません。
実は、これはゴルフでも同じです。
日曜日に千葉市民ゴルフ場でラウンドセミナーを実施しましたが、ゴルフも場面場面で正解が異なります。その典型的なのが100y以内の距離感です。マーク金井は100y以内を得意にしていますが、それはマニュアルだけに頼らずにプレーしているからです。例えば、100yを打つ場合も、「こうすれば100y飛ぶ」なんていいう決まり事は持ってません。なんとなく、こんな風に打ったら100y飛ぶというのはありますが、あくまで何となくです。何故かと言うと、練習場で何発も続けて打つのと違って、コースで打つ場合はいつも1発勝負。加えて、コースでは、、、
ボールのライ
地面の硬さ
傾斜
芝の長さ
風向き
グリーンの硬さ
そして、気分(テンション)
が異なるからです。例えば、こう打てば100y飛ぶという基準があっても、ラフからだとフライヤーで飛びすぎるのを差し引く必要があります。また、フェアウェイでも地面が固い時はボールが飛びやすく(インパクトでロフトが立ちやすくなるため)なるので、これまた差し引く必要があります。また、気分が高揚していて(テンションが高い)と、ボールは飛び過ぎたりします。
マーク金井はほとんど素振りしませんし、構えたらすぐに打ちます。しかし、打つ前には、以上ことを瞬間的にジャッジし、「この状況ならば、100yはこれぐらいで打とう」と決めています。マニュアル通りではなく、いわゆる勘をフルに働かせて、100yを打っているわけです。そして何より、しょっちゅうプレーしている赤羽GCはセカンドが130y以内のホールが多く、100y以内の距離を頻繁に打っているので経験量が豊富です。
では、どうすれば勘(距離感)を養えるのか?
勘(距離感)を養う一番の近道は実経験を積み重ねることです。
練習場の100yの看板めがけてボールを打つのも練習のひとつですが、これには問題が2つあります。ひとつは練習場のボールは普段プレーで使うボールと比べると距離が出ません。また、練習場の100yの看板までの距離は、実測100yよりも短いです。ボールが飛ばないのを見越して、看板までの距離も短くなっています。もうひとつは、コースに出た時は、同じ場所から2発続けて打つことはありません。なので、練習場で同じ場所から同じ距離を何発も打つことは、実践とかけ離れていると言わざるを得ないです。
では、どこで実経験を積み重ねればいいのか?
コースで実際にプレーすることが、勘(距離感)を養うことにつながります。もしも、100y以内の距離感に問題を抱えているならば、、、
P(100y以内の距離感が悪い)
D(100y以内を打てるショートコースでプレー)
C(実際に打ってみて、距離感がオーバーするのかショートするのかチェック)
A(クラブを変えたり、打ち方を変えて距離をアジャストする)
距離感を養うには、ショートコースでプレーすることを強くお勧めします。実際にラウンドして、「この状況ならば、これぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」というのを実際に経験する。そして、プレーする時に大事なことは、打つ前に「このクラブでこれぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」という想定をし、実際に打った時に、ショートしたのかオーバーしたのか、それともちょうど良かったのかをチェックする。これが次に100yを打つ時の距離感の目安となります。実際にコースでプレーし、トライアンドエラーを繰り返すことが経験値となり、それが勘(距離感)のベースになるのです。
ちなみに、普通のコースでプレーする時は、スタートホールでボールがどれぐらい飛ぶのかをチェックすることも大事です。そして何より、これから打つ距離が実際に何ヤードあるのかを知っておくこと。マーク金井は普段のプレーでスコアをつけることは滅多にありませんが、ボールとピンまでの距離は(特に150y以内)、必ずレーザー式距離計測器、ブッシュネルで距離を測っています。距離をちゃんと測っておくことで、自分が打ったショットが何ヤード飛んでいるのかが分りますし、イメージと実際に飛んだ距離をキャリブレーション(すり合わせ)できます。手前味噌ですが、ブッシュネルを使って距離を計測しながらプレーすることによって、距離感の精度は一気に高くなりました。
練習場シングルという言葉がありますが、練習場とコースとではシチュエーションがまったく違います。練習場は何発でも続けてボールが打てますし、距離感の精度がそれほど高くなくてもダメージはありません。ボールを遠くに真っ直ぐ飛ばすことが、練習場では良しとされているからです。アプローチの練習をしている人もいますが、その場合も、1球づつ目標を変えている人は多くありません。30yの看板をひたすら狙っている人の方が多く見受けられます。
対してコースでは、いつでも1球勝負。セカンドショットやアプローチはボールのライは変わりますし、風の影響もあります。本番の前にリハーサルはできません。打つ前にできるのはライの確認と素振りぐらいです。そして、ナイスショットしても距離を間違えばスコアを崩すことになります。
100y以内の距離から確実にグリーンを捕らえることができれば、距離感のいいショットが打てれば、ドライバーや2打目のショットの精度が多少悪くても100は叩きません。90前後のスコアは楽に出ます。対して、ドライバーがプロ並みのショットを打てても、100yからグリーンに乗らないようなショットを打ってしまうと、スコアメイクは途端に難しくなってしまいます。練習しても上手くならない、100が中々切れないと悩む人を見ていると、ドライバーはそこそこ上手く、100y以内でミスをしている人の方が圧倒的に多いです~。
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2016年07月25日超私的な提案、ショートアイアンの弾道(出球)が不安定な時に役立つ練習法とは!?
昨日は久しぶりに早朝プレーに行ってきました。場所は9ホールプレーが手軽に楽しめる千葉市民ゴルフ場。神田から約50分でコースに着けますし、9ホールだけの営業ということもあって、週末でも手軽に9ホールプレーが楽しめます。距離は3000y前後と長くはありませんが、ベントのワングリーンは夏場のこの時期でもコンディションが非常に良くて、ショットの練習、パットの練習にもってこい。3名限定ですが、初のラウンドセミナーを朝6時30分から実施してきました。
ラウンドセミナーでは打ち方はまったくレクチャーしません。プレーの仕方、そしてスコアメイクするための方法について、超私的に説明します。スコアを良くするコツは色々ありますが、まずやってもらうのが、、、、
走らないで速くプレーすること。
打つ前に(他の人が打っている間に)、自分の次のショットをどう打つか決めること。
打ったらすぐに次のショットのことに意識を向けること。
自分の番がきたら、構えてすぐに打つこと。
できるだけショットの前の儀式を減らすことも大事です。プリショットルーティンが大事だという考え方もありますが、アマチュアゴルファーのプレーを見ていると、プリショットルーティンが多すぎて、段取りの悪さが目につきます。1打1打慎重ににプレーすることが「良い」と言われてますが、慎重になりすぎるあまりプレーのリズムが悪くなっている人が結構多いです。そして無駄なく速くプレーしようとすれば、余計なことを考える時間がなくなり、、、、、ミスショットの数は確実に減らせます。ちなみに、マーク金井は素振りもほとんどしませんし、グリーン上でもボールをほとんどマークしません。ラインも反対側から読んだりしません。これでプレーの時間はかなり短縮されます。
さて、今日のエントリーは前回の続きです。
100均で売っているガムテープを使った練習法についてです。
例えば、アウトサイド・イン軌道を修正したいならば、インサイド・アウトに振りたくなるようにガムテープを貼ります。具体的に言うと、、
インパクトの手前アウトサイド側と、インパクトの直後のインサイド側。
これで準備完了。後は、ガムテープにヘッドが触れないように振り抜く。これでアウトサイド・インの度合いを軽減できます。
逆もしかりで、インサイド・アウト軌道を修正しないならば、アウトサイド・インに振りたくなるようにガムテープを貼ります。
インパクトの手前インサイド側と、インパクトの直後のアウトサイド側。
後は、ヘッドがガムテープに触れないように振り抜く。これでヘッドはややアウトサイドから振り抜くことができ、インサイド・アウトになり過ぎるのを軽減できます。
そして、ここからが大事なポイントですが、ヘッド軌道をチェックする時は、ボールが飛び出す方向も注意が必要です。アウトサイド・イン軌道で振っている時はボールがやや左に飛び出し、インサイド・アウト軌道で振っている時はボールがやや右に飛び出すように心がけて下さい。理由は単純、アウトサイド・イン軌道でボールが右に飛び出したり、インサイド・アウト軌道でボールが左に飛び出してしまうと、弾道をコントロールすることが非常に難しくなるからです。
では、どこを意識したら、ヘッド軌道に対してボールを打ち出すことができるのか?
例えば、アウトサイド・イン軌道の場合、ヘッド軌道よりもボールが右に飛び出すのは、フェースが開いて当たっています。もしくは打点位置がトウ寄りです。
ヘッド軌道なりにボールを打ち出すには、インパクトでフェースを開かないことと、打点位置がトウ寄りにならないように注意することです。アウトサイド・イン軌道の場合、インパクトでフェースがやや閉じているのが好ましい状態です。ボールがヘッド軌道よりも右に飛び出しているならば、インパクトでフェースが開かないことを意識してスイングして下さい。ヘッドを振った方向にボールが飛ぶと思っている人が少なからずいますが、アイアンの場合も、打出し方向に影響が大きいのは、ヘッド軌道よりもインパクト時のフェース向きだからです。インパクト時のフェース向きをイメージしづらい人は、アドレス時にフェースを被せせておく(左に向けておく)のもいいです。
対して、インサイド・アウト軌道の場合、ヘッド軌道よりもボールが左が飛び出すと、ショットの安定感がなくなりますし、逆球も出やすくなります。インサイド・アウト軌道でボールが左に飛ぶミスが出やすい人は、インパクトでフェースが被っているか、もしくは打点位置がヒール寄りです。
ヘッド軌道なりにボールを打ち出すために必要なことは、インパクトでフェースをやや開いておくこと、そして打点位置がヒールに偏らせないことです。インパクト時のフェース向きをイメージしづらい人は、アドレス時にフェースを開いておく(右に向けておく)のもいいです。
ドライバーに比べると、アイアンはやや比率は下がりますが(ロフトが多い分だけ)、ボールが飛び出す方向に強い影響を与えるのはインパクト時のフェース向きと、打点位置です。スライサーの場合、ボールが右に飛び出すと、それを嫌がってますます左に引っ張り込むスイングになりますが(アウトサイド・イン軌道が強くなる)、これをやってしまうとますます弾道が安定しなくなります。スライサーの場合、やるべきことはヘッド軌道の修正ではなく、インパクト時のフェース向きを修正すること。フッカーの場合もボールが左に飛び出すと、それを嫌がってますますインサイド・アウト軌道の度合いが強くなりますが、これも逆効果。フッカーの場合、やるべきことはヘッド軌道の修正ではなくて、インパクト時のフェース向きを修正することです~。
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2016年07月24日超私的な提案、100円の投資でスイング軌道を改善できる練習法とは!?
100円ショップが出てきたからでしょう。昔に比べると100円で買えるモノが増えてきました。文具類を始めとし、いろんなジャンルのモノが100円で手に入ります。マーク金井は電車で薄暮ゴルフに行きますが、ゴルフ場最寄り駅である浮間舟渡駅前にも100円ショップがあります。コンビニだと150円ほどするスポーツドリンクも、100円ショップならば100円ポッキリ。さして場所が変わらないにも関わらず、値段が約1.5倍も違います。
さて、今回のエントリーは100円ショップで手に入る「あるモノ」を使っての、スイングを改善する練習法を紹介したいと思います。そのあるモノとは、、、、、
ガムテープです。
ガムテープは梱包用資材ですが、実は、スイング軌道をチェックするための練習器具にもなってくれます。やり方は極めて簡単で、練習場の人工マットにガムテープを切って貼るだけ。たったこれだけですが、マットに貼ったガムテープが貴方のコーチになってくれるのです。ミケルソンはダブルクリップでキャップのサイズを調整してましたが、マーク金井はガムテープを使ってヘッド軌道を調整しています。
では、どんな風にガムテープを貼れば良いのか?
例えば、アウトサイド・イン軌道を修正したいならば、インサイド・アウトに振りたくなるようにガムテープを貼ります。具体的に言うと、、
インパクトの手前アウトサイド側と、インパクトの直後のインサイド側。
これで準備完了。後は、ガムテープにヘッドが触れないように振り抜く。ガムテープにヘッドが触れないようにボールを打って下さい。たかがガムテープですが、アドレスすればいやおうなしに目に入ります。視野にガイドラインが入ることで、ヘッドを振る方向が明確になりますし、やるくことが明確になるほど軌道修正しやすくなるのです。
逆もしかり。
インパクトの手前インサイド側と、インパクトの直後のアウトサイド側。
こいういう風にはって、ヘッドがガムテープに触れないように振り抜く。これでヘッドはややアウトサイドから振り抜くことが□かでき、軌道修正しやすくなります。
この練習はそれぞれの軌道修正に役立つだけではありません。両方を試してみると、自分が振りやすい方向(振りづらい方向)も分ります。アウトサイド・イン軌道の人にとってはインサイド・アウト側のドリルは違和感がありますし、逆に、インサイド・アウト軌道の人にとってはアウトサイド・イン側のドリルは違和感があるはず。両方を試すことで、自分のヘッド軌道の癖も分ってくるのです。
ちなみにガムテープを貼るドリルの仕上げとして試して欲しいのがこれ。
飛球線にそってボールの前後にガムテープを貼ってボールを打ってみて下さい。このドリルでは、ヘッドがガムテープの上を通過するように心がけます。これはヘッドをストレート(正確にはインサイド・イン)に振る感覚を養うことができます。
練習場でボールを打つと、どうしても意識がボールに向います。ボールをなんとか上手く打とうとしたくなりますが、ガムテープを貼るだけで、ボールだけでなくヘッドの軌道を意識しながらスイングできます。また、ヘッドの軌道を意識してスイングすると、振り抜きも良くなってくるのです。
ガムテープはキャディバッグに入れても邪魔になりませんし、人工芝の上に貼ってもすぐにはがせます。適度に粘着性があるのでミスしても飛んだりしません(大抵ははがすとヘッドにくっつきます)。
ガムテープも使い方ひとつで、スイングが良くなる魔法のガムテープになるのです。ビバ、100円ショップです(笑)。
次回はスイング軌道とボールが飛び出す方向の因果関係について超私的に説明します~。
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2016年07月17日超私的に提案、アゴが非常に高いバンカーショットを上手く打つコツとは!?
男子メジャー第三戦、全英オープンも今日が最終日。今年の舞台はスコットランドの西海岸に面するロイヤルトゥルーン。典型的なリンクスコースで、プレーヤーを苦しめているのが深いラフと至る所に配されるバンカーです。息が抜けるホールはひとつもありませんが、中でも、難易度が高いのが8番ホール。「Postage Stamp」と命名されてますが、距離はたったの
123y
メジャー開催コースとしては、もっとも距離が短いパー3です。にも関わらず、多くのプレーやここで大叩きしています。このホールは風の影響を受けやすく、加えて縦長の小さなグリーンの左右には深いポッドバンカーが配されています。グリーン周りはバンカーに転がり落ちるようなレイアウトなので、少しでも左右にブレると、バンカーにボールが転がり落ちてしまいます。国内勢では宮里優作選手が初日に「7」を叩き、2日目には今平周吾選手が「7」。2人ともバンカーからの脱出に苦労し、それが大叩き(+4)につながっています。ちなみに、トリプルボギー(+3)よりもさらに1打悪いスコアのことを、正式にはクアドラプルボギー(+4)というそうです。
この8番のバンカーには小型カメラが設置されていますが、形状は蛸壺(たこつぼ)で、アゴは直角で非常に高くなっています。真上にボールを上げるような感じのショットを打たないと、バンカーから脱出できません。アゴまでの距離が近い時は、プロでもピンとはまったく関係方向に打つことが余儀なくされます。
我々が普通にプレーするコースには、この8番ホールのようなアゴが直角にそびえるバンカーはまずありません。しかしながら、アメリカンスタイルのコースやリンクス風のコースには、「なんだこりゃ」ってぐらい高いバンカーもあったりします。そこで今回はアゴが非常に高いバンカーの脱出法について超私的に説明したいと思います。
アゴが非常に高いバンカーからショットを打つ時、まずチェックしたいのがアゴの高さと角度、そしてボールからアゴまでの距離です。例えば、アゴの高さが2mで、ボールからアゴのまでの距離が1mしかなかったとしましょう。この場合、どんなに上手く打ってもアゴを超えるショットを打つのは不可能です。アゴまでの距離が近すぎると上手く打ってもアゴの途中に突き刺さります。前方のアゴをクリアするためには、
アゴの高さ<ボールからアゴまでの距離
これが絶対条件です。例えば、アゴの高さが2mの場合、ボールからアゴまでの距離は2m以上あれば脱出可能です。ただし、ここでも条件があります。ボールが砂に沈んでいないこと、そしてボールのライが平坦、もしくは左足上がりになっていることです。ボールが少しでも砂に沈んでいたり、ライが左足下がりだと、上手くスイングしてもボールがちゃんと上がってくれません。ライに問題がある時はアゴが低いエリア、もしくはボールからアゴまでの距離が離れているエリアを狙って下さい。
バンカーからボールを高く打ち出す打ち方のポイントは2つです。
ひとつは極端なぐらいフェースを開く(ロフトを寝かせる)こと。シャフトを右に倒しリーディングエッジをかなり右に向け、フェースが真上を向くぐらいフェースを開きましょう。フェースを開くほどロフトが増えて、ボールが高く上がりやすくなります。
もうひとつのポイントはインパクトゾーンでシャフトのしなり戻り(逆しなり)を強く発生させることです。シャフトが逆にしなった状態でインパクトを迎えると、ボールの下にヘッドが入りやすくなります、かつインパクトでロフトを増やせます。しなり戻らせるコツは、インパクトで手元の動きを急減速させること。手元が急減速すると、その反動でシャフトがしなり戻り(逆しなり)が強く発生します。
通常のショットではハンドファーストな状態でインパクトを迎えますが、アゴが高いバンカーショットの時にはハンドファーストではなくてヘッドファーストになるぐらいの感じを意識するのもいいです。ボールをすくい上げようとするのではなくて、インパクトでロフトを増やしながらインパクトを迎える。これがボールを高く上げるコツです。
ちなみに、ボールを高く上げようとすればするほどボールは前に飛びません。ボールを高く上げるバンカーショットは通常のバンカーショットよりもボールが飛ばない分だけ、オーバー目の距離感が求められます。
バンカーショットはアゴが高くなるほど、そしてボールとアゴの距離が近づくほど難易度が増します。バンカーに入ってみて「これは越えない」と少しでも感じたならば、無理せず、潔く横に出しましょう。人間の直感はほぼほぼ当たります~。
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