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インパクト音と転がりが一致するパターなら距離感が出る!

インパクト音と転がりが一致するパターなら距離感が出る!

インパクト音と転がりが一致するパターなら距離感が出る!

自分ではいい感じで打ったつもりなのに、カップを1メートルもショート。ショートを嫌がってしっかり打ったら、今度はカップを1メートル以上もオーバー・・・こんな風にパットの距離感が合わないと、3パットは増えても1パットを増やすことはできません。ショートやオーバーを繰り返すと、インパクトで余計な操作が入り、ストロークがますます不安定になるからです。

 距離感が悪い場合、パットの練習も不可欠ですが、道具(パター)を取り替えることでも、距離感のミスを減らせます。

例えば、いい感じで打った時にショートしがちな人は、フェースに樹脂素材が埋め込まれ、インパクト音がソフト(静か)なパターをお勧めします。ゴルファーの多くは、インパクト時に感じる感触や音でボールがどれくらい転がるか判断します。このため、インパクト音が静かだと、「ショートしたくない」という意識が働く分だけしっかり打ちたくなるからです。
 逆もしかり。いい感じでオーバーしがちな人は、金属フェースで弾きのいいパターがお勧め。インパクト音が「コツ~ン」と大きいと、「オーバーしたくない」という意識が働く分だけ、強く打っていけません。たかが音と侮ってはいけません。「どんな音だと、どのぐらいの速さでボールが転がるのか」というのが、ゴルファーの距離感を作っているのです。

 今どきのパターはフェースインサート(樹脂フェース)が主流ですが、打感やインパクト音はメーカー、モデルによって少しづつ違います。ですので、実際に色々試してみて音の違い、打感の違いを調べ、自分のフィーリングにぴたりと合うパターを探して下さい。

 そこでお勧めなのが、目隠ししてのパッティング。例えば、ショップで3メートルの距離が打てるならば、わざと目隠して3メートルを打ってみる。これで自分のイメージした距離(3メートル)がちょうど打てるパターならば、インパクトで余計な細工が入りません。自分が持っている距離感を生かしやすくなり、大きくショートしたり、大きくオーバーしづらくなってきます。

インパクト音はボールでも微妙に変化します。距離感にこだわってパターを試打する時は、普段、自分が使っているボールと同じボールを使うことをお忘れなく。


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