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100ヤードが苦手ならばロフト48~50度のウェッジを追加すべし

100ヤードが苦手ならばロフト48~50度のウェッジを追加すべし

100ヤードが苦手ならばロフト48~50度のウェッジを追加すべし

飛ぶと評判のアイアンに買えたら、前よりも飛距離が伸びたけど、100ヤードを打つのが難しくなってしまった・・・。

飛距離にこだわった今どきのアイアンはロフトが立っています。物理的にアイアンはロフトを立てた(減らした)方が飛ぶからで、今では5番のロフトは24度が当たり前で、その流れからピッチングウェッジ(以下、PW)のロフトは44度前後。これは昔の9番のロフトと同じです。その結果、アマチュアのヘッドスピードでもPWだと110ヤード近く飛んでしまいます。

一方、アプローチウェッジ(以下、AW)はフルショットだけでなくボールを上げることも求められるので、昔も今もロフトは変わっていません。大体52度です。このためアマチュアのヘッドスピードだと、AWでフルショットしても90ヤードぐらいです。

PWのロフトが立って、AWのロフトはそのまま、ということは、PWとAWのロフト差は8度。これでは飛距離差が20ヤードぐらい開いてしまいます。100ヤードを打ちたい時に、ぴったりのクラブがありません。PWでフルショットしたらグリーンオーバー、AWだとグリーンに届かなくなってしまう‥‥これが100ヤードを難しくしている原因なのです。

そこで、やさしく100ヤードを打つために。スイングをあれこれ調整するよりも、ウェッジを1本追加することをお勧めします。5番のロフトが24度以下ならば、48~50度のウェッジを追加しましょう。このロフトを追加すれば100ヤードをフルショットで狙えます。また、PW以下のロフト差が4度刻みになれば、飛ぶアイアンを使っても飛距離の階段を作りやすくなりますし、ショートゲームのミスも減らせます。

実際、横峯さくらプロをはじめ、ストロングロフトのアイアンを使っている女子プロは、ロフト44度のPWの次に、48~50度ぐらいのウェッジをキャディバッグに入れていることが多いです。

ちなみに男子プロの場合、ロフトが立ったアイアンを使っている選手は滅多にいません。男子プロの場合、5番のロフトは26~28度。PWは47~48度と寝ています。だからPWの次にはロフト52度のAWでちょうどいいのです。


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