マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は、六甲国際パブリックコース。ここは関西の名門、六甲国際ゴルフ倶楽部に隣接しているパブリックで9ホールのゴルフ場。9ホールですが前半と後半で使用ティを変えることで18ホール 6048yds Par72。コースレートは68.2です。
コースは1975年に開場。コース設計は加藤福一。コースレイアウトはワイドでフラットなホールが多く、どのホールも林できちっとセパレートされています。グリーンはベント。グリーンの形状はオーソドックスで、ポテトチップのような凸凹な傾斜はほとんどありません。交通の便は非常に良くて、三宮市内からだと車で30分弱でコースに着けます。電車よりも車の方が地の利が非常に良いコースです。
6月28日プレー。
スタート時間、
7時28分
天候は晴れ時々くもり。微風
概要
1975年11月開場
設計 加藤福一
9ホール、3059ヤード、パー36
コースレート 68.2(18ホールの場合)
丘陵コース
ベントのワングリーン
モノレール式のリモコンカートを使用しての歩きプレー。
全組セルフプレーのみ
練習場 48打席
芝から打てるアプローチ&バンカー
アクセス
山陽自動車道/神戸西ICより4㎞(10分)
阪神高速7号北神戸線/箕谷ICより6㎞(15分)
電車利用の場合
神戸電鉄有馬線・箕谷駅
北神急行電鉄・谷上駅
駅からタクシーで2500~3000円
クラブバス 無し
三宮市内からだと六甲トンネルを使うとコースまで約30分。渋滞箇所もないので非常に地の利が良いゴルフ場です。電車利用だと最寄り駅は箕谷駅もしくは谷上駅。そこからタクシーで約15~20分ほどでクラブハウスに着けます。電車よりも車の方が便利でしょう。
クラブハウス
ゴルフ場のクラブハウスとしては質素でシンプル。平屋で入って右側にロッカーと風呂場、奥の右側に受付、左側にレストランとトイレがあります。入り口と反対側の出入り口からコースへ向えるようになっています。キャディバッグは自分で積み下ろしし、そしてモノレールカートへの積み下ろしもプレーヤー自身で行います。駐車場はクラブハウスの真正面。クラブハウスと反対側に立派な練習場があります。
レストラン
ハーフプレーなので食事はしてません。ドリンク、料理とも自動販売機で購入するシステム。高速道路のドライブインのような雰囲気~。
コース概要
クラブハウスを出た左側に1番ティ。真正面には練習グリーンが2面、その右側にはショートコースちっくなアプローチ&バンカー練習場が完備してます。
ホールは木々で完全にセパレートされていて落ち着いた雰囲気があります。乗用カートはなくて歩きのプレーのみ。フェアウェイ、ラフ、そしてグリーンは入念に手入れされてました。9ホールですが各ホール、2つのティグラウンドがあって2週目は違うティからプレーするシステム。プレーした日はバックティはありませんでした。
グリーンはスティンプメーターで9.5フィート前後(6月28日時点)。ものすごい高速グリーンではありませんが転がりはスムーズです。受けグリーンお所が多く、手前は上り、奥からは下りという感じになっています。
フェアウェイ 短く刈り込まれているのでフライヤーが出づらい。
ディポット跡は少なめでコンディション非常に良好
ラフ やや脱出に苦労するほど深くはない。。
フライヤーが出やすい感じ
グリーン スピードは普通だが、グリーン面はやや硬め。
バンカー アゴはそれほど高くないが、ホールの要所要所にバンカーがちゃんと配されている。
ティはRT(白ティ)使用。
モノレールカートはスピードが出るので、
前が空いていればスイスイ回れます。
【印象に残ったホール】
1番 352y パー4
ティからグリーンまで真っ直ぐで軽い打ち下ろし。右サイドは狭いが、左サイドもノリ面になっていてそれほど広くない。左右はびっしり木々があって林間コースのような雰囲気。グリーン奥は崖のような感じになっているのでオーバーするとスコアメイクが非常に難しい。
3番 263y パー4
軽い打ち下ろしの短いミドル。距離的にはワンオンも可能だがフェアウェイ中央にはティショットを遮るような大木。グリーン手前もバンカーががっちりガードしているのでグリーンに直接キャリーさせないとワンオンできない。大木の右サイドからドロー、もしくは大木の左サイドからフェードを上手く打つとワンオンのご褒美が。マーク金井は左サイドからワンオンを狙ってグリーン奥のエッジに運ぶ。9mのパットを1発で沈めてイーグルパットを奪取!!!!
4番 469y パー4
右ドッグレッグでセカンドから強い打ち下ろしのロング。左サイドはOBが迫っているのでドライバーで打つ場合は右の山すそ狙い。ティショットが飛んで下り斜面まで飛ぶと2オンを狙える。グリーンを取り囲むように3つのバンカーが配置されている。そしてティからグリーンまで左サイドはずっとOB。バーディも出やすい反面。引っかけやすい人は大叩きも出やすいホール。
5番 358y パー4
打ち下ろして打ち上げるミドル。ティグラウンドに上がるとダイナミックな景色を楽しめるが、ドライバーが苦手な人には左右のOBがすごく気になる。セカンドは強い打ち上げでグリーン面はまったく見えない。2打目はショートしやすいので「あっ、オーバーかな」というぐらいで距離がピッタリ合うホール。
7番 455y パー5
左の谷が妙に気になる打ち上げのロング。左の谷を嫌がって右に打ちすぎてもOBになってしまう。ティショットを上手く運べると2オン可能。ここもセカンド以降は打ち上げでグリーン面が見えない。フェアウェイの両サイドにバンカー、グリーン回りは左サイドにバンカー。距離感が合えばイーグルも狙える。マーク金井はティショットを左ラフに運び、残り170ヤードを7番で打って2オン。4メートルのパットはカップ手前で右に切れて2パットのバーディー。
9番 350y パー4
ここも左サイドの谷が気になるミドル。ティショットは右サイドに運ぶのがセーフティ。グリーン手前には小さい池があり、小さいながらもコスリ球を打つと池ポチャになりやすい。グリーンの回りには3つのバンカーが配され、花道がやや狭い。2打目は距離感と方向性が求められる。このコースの中で最も難易度が高いホール。
総評
コースレートからも分かるようにそれほどレイアウトはそれほどタフではありません。特にロングは短めなのでティショットが上手く飛べばバーディが狙えます。反面、どのホールも左右がOBなのでドライバーが左右に曲がるとスコアメイクが難しくなります。9ホールだけサクッと回るのもよいし、2周する時は1周目のラウンドを元にコース攻略を考えるとスキルアップが狙えます。(▼▼)b