1ヤードでも遠くに飛ばしたい、ドライバーでOBを減らしたい、スライスではなくドローボールを打ってみたい‥‥
クラブを選ぶ(クラブを買い替える)ポイントはいくつかありますが、多くのゴルファーに共通しているのが「どのクラブが自分に合っているのか」「自分に合ったクラブは何か」と考えています。アナライズでは5年前からクラブ診断を実施していますが、そこでもほとんどのゴルファーは、「自分に合ったクラブ」に出会えれば‥‥「より遠くに」「より真っ直ぐに」ボールを飛ばせると思っています。例えば、キャロウェイのレガシーとテーラメイドのロケットボールズとでは、どちらが自分に合っているのかという風に‥‥。
しかし出鼻をくじくようですが、自分に合っているクラブは、必ずしもゴルファーに有益なクラブになるとは限りません。また、ぴったり合ったクラブを手にしたからと言ってゴルフが上達するとも限らないのです。
それは何故か?
アマチュアの多くは、特にハンデが多いゴルファーの場合、自分のスイングがちゃんと確立されてません。自分のスイングが不安定な人ほど、「自分にピッタリ合った」というフィーリングが短時間でコロコロ変わりやすいからです。
そもそも「自分に合うクラブ」など存在しません。皆さんが、慣れ親しんだクラブをの傾向を持っているクラブを、「自分にあっている」と勘違いしているだけです。コレを言っては元も子もない無いのですが「自分に合う、合わない」ではなく、何を基準にしてクラブを選べばいいのか?ということが大切なのです。