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タイトリスト 909コンプ(2009)

このインプレッションは、2011年10月に書かれたものです。

昔からタイトリストはクラブマニアに人気が高い。ブランド自体にも強いこだわりを持っている人が多い。実は僕はあまり買ったことがないブランド。過去905シリーズとかUTとかは買ったことがあるぐらい。アスリート色が非常に強い、クラブとして見た時に機能より形状に拘ってる点を、僕はちょっと苦手に感じているのかもしれない。ハードヒッター向きなクラブが多いが、意外とスピンが多目
なクラブが多かった。

909

さて909D COMPだが、まず惹かれたのはJYPERSで19800円という価格、日本未発売、カーボンコンポジットによるタイトリスト史上一番低スピンといわれるヘッド。発売当初フェイスから後ろが長すぎると言われたが、最近のG20などを見慣れるとすでにもう気にならない。というかG20に非常に似たフォルム。飛距離も期待できる総重量324.3gということは、シャフトの重量60g、グリップ50gと考えると、ヘッド重量は200gを上まわってくる。

並行モノは価格が安いが、シャフトが硬いという弱点があるが、この909D COMPに入っているMATRIX OZIK X CON-6は重さがあるが、振動数251cpmと硬すぎない。パワーはあるけどスイングが不安定な人などには、非常に使いやすい1Wだ。

僕はヘッド買いのつもりで買ったが、このままでも使えそう。僕のヘッド買いの基準としては、クラブとして2万円以下であること、あとネットなどでなく直接見て何本かのなかから、顔を見ながら選びたい。僕はJYPERSで4本の中からこの1本を選んだ。909DCOMPはペンシルネック。ペンシルネックはすっきりして構えやすいが、フェイスとネックのつながりが命。フェイスとネックが歪みないこ
とが最重要。

試打してみると、見た目に感じるほど低重心じゃなく、タイトリストの伝統を受け継いでいるクラブ。打ち出しが低く出た時は、スピンが少ないし、打ち出しが高い時はスピンが多くなる。となかなかうまくいかず飛距離が思ったほど伸びなかった。一目惚れの衝動買いはこういうことも多々ある。今回はリシャフトせずに売ることにした。

Titilist 909D COMP(表示ロフト9.5度)+MATRIX OZIK XCON-6(S)
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長さ44.75inch/重さ324.3g/バランスD2/振動数254cpm/センターフレックス値4.11/表示ロフト9.5度、リアルロフト10.25度/フェイス角-0.5度
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